創業130周年の海苔の老舗が飲食店「のりきっちんHANARE」をオープン！海苔を使ったお弁当や軽食を展開

創業130年目を迎える海苔メーカーの株式会社小善本店が、2024年5月1日に飲食店「のりきっちんHANARE」をオープンした。

2022年1月17日(おむすびの日)、「本当においしい海苔を知ってもらいたい」「海苔を通じて楽しい食卓を囲んでもらいたい」という想いのもと、オフィスの1階におにぎりや海苔商品を購入できる直営店「のりきっちん」を開店。この直営店の斜向かいに誕生したのが、より本格的な飲食店となる「のりきっちんHANARE」だ。

「のりきっちんHANARE」への想い

2024年で創業130周年を迎える、株式会社小善本店。海苔を家庭で常備して食べることが少なくなり、海苔をギフト品として活用も少なくなってきている昨今、少しでも海苔のよさに気づいてもらえるきっかけの場所として、東京・浅草からその魅力を発信している。

「のりきっちんHANARE」のコンセプト

「海苔をどこでも楽しんで食べてもらいたい」という想いから、持ち帰りができる「お弁当」をメインに展開。子どもから大人、外国人まで、海苔を身近に感じられるお店だ。

店内にはフェイクグリーンも配され、ゆったりとくつろげる空間。座席は12席ある。

「のりきっちんHANARE」メニュー

鮭優雅海苔弁当

・価格：1100円
・具材：白米、海苔(優雅)、鮭、ブロッコリー、かぼちゃ、アスパラガス、玉子、人参
※食材は仕入れ状況によって変動あり。

海苔は小善本店の最高品質、有明海産の口溶けのよい海苔を使用。ご飯は2層になっており、下層は鰹節醤油の上に海苔、上層はご飯と海苔のみ。海苔はしっとりとしており、箸で切れやすいのもポイント。

また、別添えでパリパリの海苔も付くため、そのまま食べて海苔本来のおいしさを感じたり、手巻き寿司のように具材に巻いて食べたり、好みにあわせて海苔を楽しめる。板海苔1枚分もあるため、しっとりした海苔、パリッとした海苔の2パターンを堪能しよう。

また、米は新潟県産「こしいぶき」、野菜は北海道産のブロッコリー、かぼちゃを使用。食感を楽しめる人参ラペ、アスパラガスも入る。

玉子焼きは出汁を効かせた自家製のもの。鮭は身の味がしっかりしていて旨味が強く、脂乗りがほどよい紅鮭だ。

デミたまハンバーグ丼 のりあーと(R)付き

・価格：900円
・具材：白米、海苔、ハンバーグ、目玉焼き、ブロッコリー、パプリカ

海苔は小善本店のレーザーカット技術を活用した「のりあーと(R)」を使用。デザインした海苔をつなぎ目から切り離すだけなので、子どももチャレンジしやすい。自由に海苔を飾って、ランチタイムを楽しもう。