東大卒・元官僚というハイスペックな3代目バチェロレッテ・武井亜樹にインタビュー!「キャリアを積んでいる人が恋愛においては魅力が下がってしまうなんておかしい」
東京ウォーカー(全国版)

できるだけ取り繕わなくてもいいように自分の中身を磨く
――恋愛において自分らしさを見失わないために、自分の中で軸みたいなものはあるのでしょうか?
こうしたら男性が喜ぶとか、こうしたらモテるみたいなことを考えて行動はしません。私が恋愛に求めるのは信頼感や安心感、ありのままでいられることだから、最初から自分の考え方や「自分はこういう人間だ」っていうのは出して、そこが魅力だと感じてくれる人と恋愛をスタートしたいと思っていました。もちろん好きな人のことは大切だから尊重したり、その人の気持ちを汲みたいっていうのはありますが、最初のとっかかりとして“モテるために”ということはないですね。
――“迎合”と“尊重”は違うということでしょうか。
まさにそういうことかもしれません。

――こうしてインタビューしていても、武井さんは本当に自然体という感じがします。誰しもが自然体でありたいと思いながらも、一方ではよく見られたいと自分を取り繕ってしまうものですが、武井さんが自然体でいられるのはなぜですか?
元々、取り繕うとか嘘をつくというのがあまり好きではないので、できるだけ取り繕わなくてもいいように、自分の中身を磨こうと考えています。自身の中身がもし外に出せないようなものだったら、取り繕わざるを得ないじゃないですか。やっぱり、そのままの自分で人と関われたら一番いいので、そのために中身を磨こうと努力しています。そして、自分自身が頑張ると同時に、いろんな人がいるということを理解してリスペクトを払うことも忘れないように心がけています。
――“東大卒”とか“元官僚”といった世間的に“ハイスペック”と呼ばれる女性の肩書きが、恋愛においては敬遠されがちという風潮があると思います。自分が努力して得てきたもののせいで恋愛がうまくいかないという経験は今までにありましたか?
実は、今まで私は実感したことがなかったんです。でも3代目バチェロレッテとして私のプロフィールが発表された時の世間の反響として、私の経歴を見て楽しみだと言ってくれる人がいたのと同時に、恋愛においての男性から見た女性の魅力としてはどうなんだろう?っていう意見も結構あったんですね。それを見た時に、そんなのが一般常識になってるのはおかしいと思って。だって自分の夢とか目標のために頑張ってキャリアを積んでいる人が、恋愛においては魅力が下がってしまうなんて、そんなのおかしいじゃないですか。今回の『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3を見て、若い人たちが「やっぱりキャリアがある人は恋愛としては魅力がないんだ」と思ってしまったら嫌だし、時代錯誤なことだと思うので、そう思わせたくないと思いました。そう考えたのは、旅が終わってからなんですけどね(笑)。

――女性のキャリアアップにおいて結婚・出産が弊害になってしまうこともあり、実際にキャリアと結婚を天秤にかけてどちらか一方を選択したという人もいらっしゃいます。武井さん自身も夢に挑戦し続けている中で、女性にとってのキャリアと結婚についてどう考えてらっしゃいますか?
私の母方の家系は、母も祖母もひいおばあちゃんも、みんながっつり仕事をしてきました。だから小さい時から、女性という理由でキャリアを諦めなければならないという考え方はなかったんです。男性がキャリアを持っているのと同じように女性も持っていて当たり前だと思っていて、社会に出てから、そのマインドが根底にあるのは恵まれたことだと思いました。ただ、母は仕事もして家庭も持って、すごく大変そうだったので、私の世代ではもう少しそこが改善されたらいいなとは思っています。今回参加してくれた男性たちも、女性が家庭と仕事を両立することを受け入れてくれる方が多かったので、世の中にはそういう男性もいるということを再確認できました。
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