今週末(10月5・6日)の紅葉見頃はここ!まもなく見頃を迎えそうな全国の紅葉名所ガイド

東京ウォーカー(全国版)

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まだまだ夏のような暑さの日もある中、早いところでは今年の紅葉シーズンがスタート。北日本や標高の高い地域などを中心に、今見頃を迎えている名所や、まもなく本格的な色づきが期待できそうなスポットをピックアップ。一足早い秋の訪れを楽しもう。

見頃を迎えそうな紅葉名所をピックアップ ※写真は中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの紅葉画像提供:(株)中央アルプス観光

※各スポットの見頃は2024年10月2日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。また、写真は2023年以前のものです。

【北海道】まもなく見頃を迎えそうな名所

【北海道】十勝岳温泉郷 / 道内のなかでも早い時期から紅葉が楽しめる

色づき状況:今見頃(※2024年10月2日現在)

十勝岳に広がる絶景/十勝岳温泉郷画像提供:かみふらの十勝岳観光協会

日本百名山にも選定されている十勝岳は、北海道でも紅葉の時期の早い場所のひとつ。山頂は10月上旬から、中腹は10月中旬にかけて見頃を迎える。この時期にはハイマツ、シラカバなど一面の秋色を眺めることができる。また、2024年10月5日(土)・6日(日)には第53回かみふらの十勝岳紅葉まつりが開催。


【北海道】層雲峡(紅葉谷) / 岸壁の柱状節理と滝が同時に見られる紅葉ポイント

色づき状況:色づき始め(※2024年10月2日現在)

色鮮やかな紅葉が楽しめるスポット/層雲峡(紅葉谷)画像提供:(一社)層雲峡観光協会

鮮やかな紅葉が自慢の紅葉スポット。多少のアップダウンはあるものの、温泉街から片道約30分の散策で紅葉滝に到着するので、山歩き初心者にもおすすめの場所だ。運がよければ、キタキツネやエゾシカといった野生動物の姿を見ることも。今では見ることができなくなった「小函」のような柱状節理と、水量がある滝から出るミストが楽しめる。例年、10月上旬~10月中旬頃が紅葉の見頃となる。


【北海道】三国峠~糠平湖 / 三国峠から望む大樹海の紅葉

色づき状況:色づき始め(※2024年10月2日現在)

黄金色の森林を国道が走るさまは圧巻/三国峠~糠平湖画像提供:上士幌観光協会

日本遺産・構成文化財であり、標高1139メートルと国道の峠として道内一の標高を誇る三国峠。全面舗装、通年開通で、峠から眼下に広がる大樹海のパノラマと山岳美が見事。例年9月下旬に見頃を迎える紅葉は、真っ赤な松見大橋とのコントラストが美しい。また、糠平湖周辺と三国峠の標高差が約600メートルにおよぶため、徐々に色づく様子を楽しむことができる。糠平湖に映る山々の紅葉も見もの。


【東北】まもなく見頃を迎えそうな名所

【東北・青森県】八甲田連峰 / 八甲田ロープウェーから眺める巨大パノラマ

色づき状況:色づき始め(※2024年10月2日現在)

空の上から紅葉を楽しめる/八甲田連峰画像提供:八甲田ロープウェー

青森県の八甲田ロープウェーで味わえる約10分間の空中散歩は、360度のパノラマから、季節によってその姿を変える。真下に広がる紅葉とともに、津軽平野や陸奥湾、遠くは北海道までも見渡せる贅沢な時間だ。山頂付近は9月下旬、山腹付近は10月上旬、山麓付近は10月中旬から色づき始める。


【関東】まもなく見頃を迎えそうな名所

【関東・群馬県】尾瀬(尾瀬ヶ原) / 草紅葉から木々へと移りゆく湿原の紅葉

色づき状況:今見頃(※2024年10月2日現在)

9月中旬ごろから草原が金色に色づく草紅葉を堪能できる/尾瀬(尾瀬ヶ原)画像提供:一般社団法人片品村観光協会

周囲を2000メートル級の山々に囲まれた標高1400メートルの湿原、尾瀬ヶ原。この湿原の紅葉は草紅葉(くさもみじ)と呼ばれ、9月中旬から10月初めにかけて草原が金色に色づく。9月下旬頃から、広葉樹が赤や黄色に色づき、緑の針葉樹との美しいコントラストを見せる。尾瀬一帯は原始林に囲まれた日本最大級の高層湿原で、800種の珍しい植物群の宝庫。特別記念物、特別保護地区に指定され、至仏山、燧ヶ岳の山岳美や、高層湿原に咲く高山植物など、多くの自然美が堪能できる。


【甲信越】まもなく見頃を迎えそうな名所

【甲信越・長野県】千畳敷カール(中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ) / 山肌一面が黄金色に輝く千畳敷カール

山肌を鮮やかな紅葉が彩る/千畳敷カール(中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ) 画像提供:(株)中央アルプス観光

色づき状況:今見頃(※2024年10月2日現在)
中央アルプス宝剣岳直下の千畳敷カールの紅葉はテレビ番組の紅葉ロープウェイ特集でも取り上げられるほどの人気。駒ヶ岳ロープウェイから見える紅葉が山肌一面に輝くさまは絶景だ。高低差950メートルのロープウェイ路線内で、山頂から麓への紅葉の移り変わりを楽しむことができる。また、千畳敷カールには約40分で周遊できる遊歩道が整備されているので、紅葉狩りをしながらハイキングをすることも可能だ。


【甲信越・長野県】栂池自然園 / 初冠雪があれば三段紅葉が楽しめる

色づき状況:色づき始め(※2024年10月2日現在)

紅葉に囲まれながら遊歩道をウォーキングできる/栂池自然園画像提供:小谷村観光連盟

長野県の栂池自然園は、標高1900メートルに位置する日本有数の高層湿原だ。ここで見られる草紅葉(くさもみじ)は9月下旬頃からが見頃となり、約5.5キロの遊歩道を美しく彩ってくれる。また、ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤、常緑のオオシラビソがメリハリのある紅葉風景を作り出し、人々の目を楽しませる。山頂に初冠雪があると、雪・紅葉・緑の三段紅葉が楽しめる。


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