【福岡酒場放浪記】 銘酒1杯540円の隠れ家を発見!〆は3度旨いゴマサバの“アレ”♪

九州ウォーカー

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「日本酒1杯540円均一」「気の利いたアテ」「絶品の〆ごはん」。そんな、酒好きのツボをぴしゃりと押さえた隠れ家が、9月16日に開店した。気になる店の名は「夜更かしとらさん」(福岡市中央区高砂)。あの人気海鮮居酒屋「寅寅寅(とらさん)」(福岡市中央区高砂)が手がける日本酒バーだ。

限定酒や希少酒を含む、40種以上もの日本酒がズラリ!


“寅さん”そっくりな笑顔の店主が営む2号店


名店ひしめく高砂の一角。駐車場の奥という少し隠れた場所に「夜更かしとらさん」はある。メニューに並ぶのは、店主・藤井剛さんが選び抜いた40種以上もの日本酒と、本店仕込みの酒肴たち、そして名物の〆ごはんだ。

【写真を見る】ユニークな“寅寅寅”の看板を見つけたら迷わず中へ!


魚だけでなく、大の日本酒好きである店主・藤井さん。イベントでは自身の秘蔵酒が登場することも?


「おいしい日本酒を飲める店は高砂にたくさんあります。しかし“あともう少しだけ呑みたい”そんな時にふらっと寄れる日本酒バーはあまりなくて…。ないなら作ってしまおう!と思ったわけです。何より自分が呑みたいもんですから…(笑)」と、藤井さんはにっこり。

希少な日本酒もオール1杯540円!


「気軽に立ち寄れるように」との言葉通り、日本酒はオール1杯540円。メニューには、日本酒に強い酒販店6軒以上と取り引きをして厳選する40種以上の銘柄がずらり。福岡では流通していない酒や、東北の知人を介して仕入れる珍しい日本酒もあるという。

何を飲むか迷ったら、女将の香さんにオススメを聞こう


九州や東北の季節限定酒はもちろんのこと、「而今」「澤屋まつもと」「京鶴」といった近畿地方の銘酒、兵庫の「葵鶴」や「都美人」、岐阜の女性杜氏が醸す「百十郎」など。注目の酒や希少な酒も均一価格で味わえるのがうれしい。

〆は3段階楽しめる「博多名物ごまさば」を使った逸品!


「いぶし鶏」や「旬魚の西京漬け」など日本酒のお供は、基本324円~648円台とリーズナブル。〆には「夜更かしとらさん」限定の「博多名物ごまさばのひつまぶし」(972円)もハズせない。

名物「博多名物ごまさばのひつまぶし」(972円)。固形燃料をセットした小鍋で登場するため、最後まで熱々の状態で味わえる


こちらは、対馬・済州島で一本釣りされる「伊奈サバ」など、その季節に最も状態の良いサバを仕入れて仕込む名物メニュー。そのままでも充分においしいが、ひつまぶしにすることで、生・レア・火が通った状態と3通りの味わいを楽しめるという。

【その1】まずはそのまま。特製のゴマ醤油に漬け込んだサバを丼として実食。

漬け込んでもなおプリッとした弾力と脂の甘味が感じられ、実にうまい!


【その2】1/3ほど食べたところで熱々の出汁を鍋へ注ぎ、お茶漬けの状態に。

レアな状態となったサバの食感とカツオ出汁の味わいが格別!このまま食べ干してしまそうだが……


【その3】最後は小鍋を有効活用。すべて食べ干さずに、しばらく煮込めば「ごまさば雑炊」の出来上がり!火にかけた小鍋で提供するからこそ叶う、ここでしか味わえない逸品だ。

サバと出汁の旨味を吸い込んだトロトロの雑炊も絶品!小鍋を使うとは実に画期的だ


席に限りがあるため、来店の際は事前の電話確認がオススメ。「鍋島の会」など、2ヶ月に約1回のペースで開催する日本酒イベントや営業時間の最新情報はFacebookにて更新中。チェックして出かけてみよう。

【九州ウォーカー編集部/文=森絵里花(シーアール)、撮影=恵良範章】

森絵里花

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