池袋で乾杯!炭火牛タンにスパイス香るジャークチキンなど、お酒も料理も楽しめる人気店を紹介【池袋駅東口・前編】
東京ウォーカー(全国版)
昭和のぬくもりと手作りの味に癒やされる『味彩』

池袋の東通り裏、路地にひっそり佇む居酒屋「味彩」は、2002年のオープン以来、家庭の温かさを感じられる手作り料理で常連客に愛されてきた店だ。昭和の小料理屋を思わせる落ち着いた雰囲気の店内には、掘りごたつ席や床暖房付きのスペースもあり、寒い季節でもゆったりくつろげる。


料理は約40種類が日替わりで登場し、いずれも500円前後と財布にやさしい。中でも人気の「チーズ揚げ」は、ワンタンの皮でチーズを包み、カラリと揚げた一品。塩のみのシンプルな味付けがチーズの風味を引き立て、酒のつまみにぴったりだ。「地鶏の唐揚げ」は、外はカリッと、中はジューシーに揚がった一品で、噛むほどに鶏の旨味が広がる。ビールとの相性も抜群で、常連の酒好きたちからの支持も厚い。

さらに外せないのが「ゴーヤ炒め」。苦味と旨味のバランスが絶妙で、白ダシで炒めた野菜と大きなキクラゲの食感が楽しい。「豆腐が入っていないからこれはチャンプルーではない」というこだわりもおもしろい。

そのほか、蒸し焼きにしたヤングコーンのグリルやしらすみょうが、分厚いハムカツなど、どれも「何を食べてもおいしい」と高評価。締めには稲庭うどんを注文する人も多い。刺身や焼き魚も評判が高く、魚に強い居酒屋として知られている。
酒は伊豆などの小さな酒屋から取り寄せており、日本酒・焼酎ともに魚料理との相性が抜群。金宮ボトルも用意されており、お酒と料理を思い思いの組み合わせで楽しめる。
気さくな女将と店主のもと、初めて訪れた客も自然と打ち解けられる空気感が魅力。全席喫煙可、深夜営業という今では珍しい条件も、常連からの根強い支持を集めている。「味彩」は、大人が静かに本当にうまいものを楽しめる、池袋の良心的な隠れ家だ。
■味彩
住所:東京都豊島区東池袋1-23-4 美久仁小路/電話:03-3982-6299/営業時間:17時~24時(LO23時30分)、土曜17時~22時(LO21時30分)/定休日:日曜・祝日
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