池袋で乾杯!炭火牛タンにスパイス香るジャークチキンなど、お酒も料理も楽しめる人気店を紹介【池袋駅東口・前編】
東京ウォーカー(全国版)
ビーチの風を感じながら鉄板を囲む、池袋の隠れ家ダイニング『Na味』

池袋・ジュンク堂裏の路地にひっそりと佇む「Na味(ナミ)」は、1997年のオープン以来、20年以上にわたって支持を集めてきた鉄板焼きダイニング。地下には36席の広々とした空間が広がり、縁側風の設えや開放的な窓から外の空気を感じられる、リゾートのような雰囲気が漂う。まるで都会の喧騒から一瞬だけ離れたような、そんな心地よさに包まれる一軒だ。


看板料理のひとつ「豚お好み焼き」は、豚肉、山芋、キャベツ、たまごの組み合わせ。細かく刻まれた豚肉が全体にしっかり馴染み、ふわっと焼き上がった生地のなかで、素材の旨味が自然にまとまる。どこを食べてもバランスがよく、老若男女に愛される一品だ。


もうひとつおすすめなのが「ポテトサラダ(自家製)」。あっさりとした和風ドレッシング仕立てで、鉄板焼きの合間にぴったりの箸休め。見た目はシンプルながら、食べ進めるうちに素材の良さがじんわり伝わってくる。

「かきバター」は広島産の牡蠣を使用。ぷっくりとした大ぶりの牡蠣が5粒並び、バターの香りとともに焼き上げられる姿はまさに鉄板焼きの醍醐味。とろっとした旨味と香ばしさが口いっぱいに広がる。

実はこの店、「ガーリック枝豆」を考案した店としても知られている。今では定番となったこのメニューも、最初はここから始まったというから驚きだ。シンプルながらクセになる味付けは、鉄板料理との相性も抜群。
平日はサラリーマン、週末は若いカップルやグループでにぎわい、世代を問わず楽しめるのも魅力。店主との距離が近く、気軽に会話が弾むのも常連が多い理由のひとつだ。
リゾートのような開放感と、鉄板の熱気が同居する「Na味」は、日常を少しだけ忘れて過ごしたい夜にぴったりの一軒だ。
■Na味
住所:東京都豊島区南池袋2-24-3/電話:03-3985-0173/営業時間:16時~22時30分(LO料理21時30分、ドリンク22時30分)、土・日曜、祝日14時~22時(LO料理21時、ドリンク22時)/定休日:なし
アサヒビールのお酒を片手に、料理の個性をじっくり味わう池袋の夜。どの店にも、食へのこだわりと人の温もりが息づいている。何気ない一杯に驚きがあるのは、そんな背景があるからこそ。今夜は足を止めて、池袋の知られざる名店で、心と舌を満たす濃密なひとときを過ごしたい。
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
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