池袋で乾杯!本格広島お好み焼きや花椒がしびれる中華など、お酒も料理も楽しめる人気店をご紹介【池袋駅東口・後編】

東京ウォーカー(全国版)

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出汁香る和の隠れ家『ゆたか家』。美久仁小路で味わう、丁寧な一皿と豊かな時間

看板メニューの「特製だし巻き玉子」は、出しの風味が楽しめる、ジューシーで上品な仕上がり。ビールはもちろん、どんなお酒にも合う優しい味わい


池袋・美久仁小路にひっそりと佇む『ゆたか家』は、2017年創業の和食居酒屋。レトロな路地裏の一角に構えられた小さな店は、黒を基調とした落ち着きある店構えで、静かに酒を楽しみたい大人たちに支持されている。

扉を開けるとカウンター席が続き、奥にテーブルと座敷がある

手の込んだ創作和食をリーズナブルに味わえる隠れ家的居酒屋


看板メニューは、創業当初から変わらぬ人気を誇る「特製だし巻き玉子」。何層にも丁寧に巻かれた玉子の中には海苔が仕込まれており、出汁を吸って旨味を引き立てる。噛めばじゅわっと広がる出汁の香りは、まさに一杯目の日本酒と相性抜群の一品。

「特製だし巻き玉子」(620円)


もうひとつの人気メニューが「3種のソーセージ」。チリ・ポーク・シュポラタとバリエーション豊かな構成で、パリっとした食感とジューシーな肉の旨みが魅力。ビールとの相性は言うまでもない。

「3種のソーセージ(チリ・ポーク・シュポラタ)」(1000円)


料理全体のベースとなる出汁は、カツオ出汁が中心。看板メニューの一つでもある豚しゃぶは、ポン酢ではなくこの出汁で味わうスタイルで提供される。旨味がじんわり広がる新しい“和のしゃぶしゃぶ”体験が楽しめる。
日本酒も、料理との相性を重視して全国から店主がセレクト。季節ごとに銘柄が入れ替わり、訪れるたびに新たな発見があるのも魅力だ。酒粕を使った和風仕立てのレーズンバターなど、酒のアテにも創意が光る。
カウンターを中心に、奥にはテーブル席や小上がりも備えた落ち着いた空間が広がる。一人飲みやデートはもちろん、少人数の食事会にも使いやすい。平日は仕事帰りのサラリーマン、土日は観光客やカップルなど、客層は幅広い。
“好きなものを食べて、好きなものを飲んで、豊かな気持ちになって帰ってほしい”という店主の想いが込められた『ゆたか家』。その名の通り、温かく、静かで、心まで満たされるようなひとときが味わえる一軒だ。

■ゆたか家

住所:東京都豊島区東池袋1-23-5 美久仁小路/電話:03-3971-6427/営業時間:17時30分~0時30分(LO23時30分)/定休日:日曜

鉄板の香ばしさ、小籠包の湯気、出汁のやさしさ、ビールの心地よい喉ごし。池袋には、食べて飲んでホッとできる場所がちゃんとある。どの店にも、その日その時のうまさがあって、一杯やりながら自然と気持ちまでほぐれていく。なんとなく立ち寄ったつもりが、気づけば長居してしまう。そんな店が、この街にはちゃんと残っている。

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