【一人で楽しむディープな大阪】京セラドーム大阪からも徒歩圏内!九条に“珍しいカレー”食べに行かへん?

東京ウォーカー(全国版)

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梅田になんば、心斎橋と、有名繁華街が点在する大阪。どこも国内外からの観光客であふれ、毎日にぎわいを見せている。活気に満ちあふれてこその大阪。元気をもらおうと、ついつい繁華街にばかり足が向きがちだ。

しかし、あまりの人の多さから、新規開拓を考えている人も多いのではないだろうか。そこで注目したいのが、地元民が集う“ディープな街”だ。

今回は「一人で楽しむディープな大阪」と題し、大阪在住のウォーカープラス編集部員が九条(くじょう)エリアへ。“カレー激戦区”と言われるこの街で見つけた、一度は行ってみてほしい3店を紹介する。

大阪・九条で、ミャンマー&ネパールの国民食とオリジナリティあふれるスパイスカレーを体験!


「京セラドーム大阪」に「松島新地」…さまざまな熱を感じる街・九条

大阪市の西部に位置する九条エリア。近くにはオリックス・バファローズの本拠地であり、推し活に励む人にとって夢の場所とも言える「京セラドーム大阪」がある。大阪メトロと阪神電鉄が通り、大阪の主要駅からも比較的アクセスのいい街だ。

ちなみに、大阪市内には「九条駅」と「西九条駅」があり、安治川を隔てて隣同士ではあるが、今回は「九条駅」周辺の店を紹介する。

京セラドーム大阪を通り過ぎ、いざ九条の街へ!


いわゆる“ミナミ”を生活圏としている編集部員。自転車で行ける距離にあるものの、九条は未知の世界だ。なぜ今まで立ち入らなかったかというと、日本三大新地の一つ「松島新地」があるからだった。“新地がある”という共通点から、西成の次に行きづらいイメージを持っていたのだ。

しかし大阪で暮らしていると、「九条は“カレー激戦区”」と耳にすることもしばしば。そこで今回、「そこにおいしいカレーがあるのなら、どんな街でも怖くない!」と、ついに九条に足を踏み入れることとなった。

使い勝手も実績もピカイチ!ディープな街を明るく照らす「サケトメシ」

1軒目は、ミャンマーカレーを提供する「サケトメシ」。ド派手な外観が特徴的な“カレーも食べられる居酒屋”で、夕食としてカレーを味わうだけでなく、ミャンマー料理をアテにお酒が飲める。

【写真】「サケトメシ」。最初はインパクトある外観に圧倒されるが、慣れれば踊り出したくなるような陽気さ


魅力的なのは使い勝手だけではない。同店は、西日本最大級のカレーイベント「カレーEXPO」の第11回(2024年)で準グランプリ、第12回(2025年)でグランプリを獲得している超実力派。多くのカレー好きのお墨付きということだ。

鮮やかな黄緑色の壁が映える店内は、どこか楽しげな雰囲気。店主の徳広勇太さんが気さくに話しかけてくれるので、一人で訪れても全く居心地が悪くない。

カウンターのみというのも一人で訪れやすいポイントの一つ。食堂のような雰囲気でほっとさせてくれる


今回注文したのは、「ミャンマーカレー」の中から「ミャンマーチキン」と「ミャンマーポーク」、そして日替わりカレーの3種あいがけ。

この日の日替わりカレーは「クリーミーシーフード」で、こちらはミャンマーカレーには分類されないそう。日替わりカレーにミャンマーカレーが登場することもあるようだ。

カレー以外のメニューも豊富なので、せっかくならと、現地でよく食べられるという「ラペットゥ」も注文した。

「ラペットゥ」(写真奥左)と「ミャンマーカレー」(手前)。ドリンクはハイボールを注文


同店の「ミャンマーカレー」は、インドとタイのスパイスやハーブを使用し、徳広さんが「油戻し煮」と呼んでいる現地の調理法で作られている。日本でよく食べられる欧風カレーと違い、たっぷりの油で炒めた大量のタマネギの水分を飛ばしてから、さらに油を戻すという。ミャンマーはとても暑いため、腐るのを防ぐために多めの油が必要なのだとか。

ひと口食べてみると、思っていたよりクセがなく、食べやすい。暑い国の食べ物なので勝手にすごく辛いイメージを持っていたが、全く辛さを感じない。油が入っているからかこってりしており、そのうえタマネギの甘味やナンプラーのコクもあるため、どんどんご飯がすすむ。

日替わりカレーの「クリーミーシーフード」がミャンマーカレーではない分、あっさり感じられ、ちょうどいいバランスだ。ちなみに、現地ではご飯とカレーを分けて食べるのが主流だそうで、ミャンマー人が来店した際は分けて提供するという。

「ミャンマーカレー」(写真は3種あいがけ/1400円。1種は1000円、2種は1200円)。パクチーを入れる前に声をかけてくれるので、苦手な人は抜いてもらおう


「ラペットゥ」は、ミャンマーでは日常的に食べる、いわば“お茶っ葉サラダ”。茶葉を竹筒に入れて発酵させ、キャベツ、ニンニク、ゴマ、フライドビーンズ、干しエビなどと和えて、塩やレモンで味付けしたものだ。

「ミャンマー人は野菜をよく食べるので、店に入るとサラダの種類がたくさんあるんですよ。その中でも『ラペットゥ』はよく食べられています」と徳広さん。ほんのりと茶葉の苦味が感じられ、なんだかクセになる味わいだ。たしかに、毎日食べても飽きない気がする。

「ラペットゥ」(500円)。メニュー表には「ミャンマーお茶葉サラダ」と書かれている


同店は2015年にオープンしており、もともとはスパイスカレーを提供していたのだとか。2018年ごろ、ミャンマー人である常連客の奥さんが作ったミャンマーカレーを食べた徳広さんはその味に衝撃を受け、3カ月後にはミャンマーへ旅立っていたという。

「ミャンマーカレーの作り方は現地のホステルなどで学び、ミャンマー料理は大阪在住のミャンマー人から教わりました。ちょうど大阪市内にスパイスカレー店が増えまくっていた時期で、差別化が必要だったんですが、『武器を探していたときに、武器が見つかった』という感じですね」

徳広さんのおすすめである、隠れメニューの「トーフジョー」(600円)。「ジョー」はミャンマー語で「揚げる」「炒める」という意味で、ひよこ豆の豆腐を揚げている。フルーティーなタマリンドソース付き

「トーフジョー」に使用している自家製ひよこ豆豆腐。「にがりがいらないから簡単に作れるんですよ」と徳広さん


徳広さんとミャンマーカレーの運命的な出合いと、徳広さんの凄まじいフットワークの軽さから生まれた現在の「サケトメシ」。ここ数年は東西の大手百貨店への催事出店なども行っており、ミャンマーカレー店の代表格となりつつある。

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