ルノーが激戦区「CセグメントSUV」市場に個性的な1台で参戦!新型車KADJARを試乗チェック

東京ウォーカー(全国版)

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男性らしさを感じさせる上質な室内空間


車内はさすがCセグメントSUVといえる広さ。ダッシュボードの張り出しが少ないため、より一層の広さを感じさせる。社内はブラックで統一され、ところどころにアウトドアをイメージさせる加飾によって、男性らしさを高めている。

【写真を見る】カジャーのドライバーズシート撮影:栗原祥光


レザーシートは芯がありながら柔らかく身体をホールド。ルノーの伝統ともいえる疲れにくいシート設計は、長距離ドライブでも負担は少ないだろう。さらに前列にはシートヒーターも標準装備しているがうれしいポイント。操作系はカチッとしたフィールで好ましいのだが、シフトレバーに頼りなさを感じるのが残念なところだ。

センターコンソールには7インチのタッチパネルディスプレイを備える。しかしこのディスプレイはカーナビ用ではなく、運転支援システムをはじめとする車体のコントロール、そしてオーディオの操作用。カーナビとして利用する際は、手持ちのスマートフォンやタブレットと車両をUSB接続し、Apple CarPlay、Andoloid AUTOを利用すればよい。実際に手持ちのiPhoneで接続してカーナビを使ってみたが、この考え方は合理的だなと感じた。

Apple CarPlayに対応する撮影:栗原祥光


使い勝手の良さ、荷物の積載性はSUVにとって重要なポイント。KADJARのラゲッジスペース容量は527リットルと、この手のSUVでは標準的なのだが、面白いのはラゲッジフロアに設けた2枚のボード。これらを立てることで、荷物を縦位置に、効率的に収納することを可能としている。これはなかなかのアイデアで、例えばビニール製の買い物袋など、崩れやすい荷物の収納に便利だ。

ラゲッジスペースの仕切り板は立てて使うことも可能だ撮影:栗原祥光


もちろん、シートを倒してフルフラットにすることも可能。その際にシート側ではなく、ラゲッジスペース側のボタン一つで椅子が倒れるのはアイデア物。シート側では手が届かない場合が多く、この方法はとてもユーザーフレンドリー。さすが年に3回、1週間以上の長期バカンスがあるフランスの車。利用者が長期旅行の脚としてKADJARを使うにあたり、何が必要なのかを心得ているのだ。

側面に設けたハンドルをひくとシートが倒れる撮影:栗原祥光


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