「石川県立航空プラザ」は圧巻の飛行機展示と屋内大型遊具の人気施設 【入場無料】
東京ウォーカー(全国版)
ジェット戦闘機やヘリコプターまで!17機もの実機展示
1階の実機展示場は、館内と屋外を含め、17機もの実機が展示されている。まず、上の2階から館内を眺めたあと、下に降りてじっくり1機ずつ見るのがいい。
展示機は、三菱重工が1964年(昭和39年)に製造し、その後、南西方面の防空任務についていた「F-104J」スターファイター迎撃戦闘機、ロッキード社と川崎重工が共同開発したジェット練習機「T-33A」、第2代ブルーインパルスチーム使用機「三菱T-2」など。
「F-104J」は航空自衛隊が1960年代に導入。圧倒的な上昇力とマッハ2の速度で「人間が乗ったミサイル」と称された。
また、南極観測に使われた多用途軽飛行機「ピラタスPC-6B」、ほかの飛行機と形が違って車輪を出したまま飛ぶ「ドルニエDo28A-1」、アメリカでセスナ社と並ぶ軽飛行機ビーチクラフト社が製造した傑作機「ビーチクラフト E-33」、富士重工が製造してT-2に続く3番目の国産練習機として活躍した「T-3」などもある。
階段を上ってコクピットが見られる展示機もいくつかある。さらに、各展示機の解説に加え、「ブルーインパルス機3代の塗装」の違いや「T-2アクロ・マニューバー」などは丁寧かつわかりやすく、初心者からマニアまで納得できる紹介内容となっている。
「空の仕事」を知るコーナー、空港や基地の紹介やジオラマ展示も
操縦士(パイロット)、客室乗務員、グランドハンドリングスタッフ、航空整備士など、「空の仕事」を紹介するコーナーも充実している。それぞれの仕事が展示パネルや動画などで紹介され、航空会社の制服や制帽、機内食で実際に使用されている食器なども見られる。
中央には、小松空港/航空自衛隊小松基地のジオラマもある。最寄りにある「小松空港はどんな空港?」という紹介パネルもわかりやすく、開業時期や立地、滑走路の長さはもちろん、懐かしいパンフレットや航空模型も展示する。
「航空自衛隊 小松基地」では、基地の役割や部隊の紹介、現在配備されている主な戦闘機、航空機などを紹介し、子ども向けにクイズのパネルも設置している。
国内最大級の飛行機型遊具や航空グッズが充実する売店も人気
展示機が並ぶ横にあるのが、子ども広場「ぶ~んぶんワールド」。国内最大級の飛行機型遊具を備え、子どもたちの歓声が響く。屋内にあり、天候に関係なく遊べるので、家族連れに好評だ。
1階のエントランスにある売店・喫茶コーナー「クルーズ」は、特に、売店が「航空グッズがとても充実している」と航空ファンには有名な、知る人ぞ知る店だ。店内そして店の外にも、自衛隊や民間機など飛行機のグッズがぎっしりと並び、文具や雑貨など手軽な価格の商品も多い。海上自衛隊のカレーや缶パンなどの食品もあり、お土産を調達するのにもおすすめだ。
小松空港から徒歩約5分。飛行機に乗る前後で立ち寄るのにちょうどいいスポットのため、最近では海外からの旅行者が飛行機が出発するまでの待ち時間に滞在して楽しむケースも増えているという。飛行機はあまり詳しくない初心者からすでによく知っているマニアまで、また、小さな子どもからお年寄りまで楽しめる無料のこの施設に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
■石川県立航空プラザ
住所:石川県小松市安宅新町丙92
電話:0761-23-4811
営業時間:9時~17時
定休日:年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料(一部のシミュレーション装置は有料)
取材協力=石川県立航空プラザ
取材・文・写真(クレジット掲載以外)=シカマアキ
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