週末クルマライター・栗原が行く!スポーツランドSUGOで「スーパー耐久」を堪能!

東京ウォーカー(全国版)

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さて。モータースポーツといえば、華を添えるレースクイーンさんを忘れてはいけません! スーパー耐久シリーズは参加台数が多いこともあり、レースクイーンさんの数も多いです。その中で人気なのが、公式イメージガールも務めるD'Station Racingの「フレッシュエンジェルズ」。

フレッシュエンジェルズ撮影:栗原祥光


レースウィーク中に開催された計4回のライブパフォーマンスは大盛り上がり! ライブ終了後はCD等のグッズ即売会が行われ、希望者にはサインを描かれていました。

サインを描きながらファンと交流するフレッシュエンジェルズ撮影:栗原祥光


パドックに目を向けると、機材を詰め込んだチームの車両がズラリと並んでいるのですが、その中で一際目立つのがレースクイーンさんの顔がドーンと描かれたENDLESS SPORT。最初、渋谷のあたりで走る、何かの告知トレーラーかと思ってしまいました。

ENDLESSのトレーラーと金井宥希撮影:栗原祥光


一緒に写真に写っているのはENDLESS LADYの1人、金井さんが筆者に声をかけてくださいました。彼女とは今年1月に行われたHKSのイベント「プレミアム・デイ2018」で知り合いました。

金井宥希とその愛車撮影:栗原祥光


その時「今年ENDLESS LADYを受けてみたいと思っているんですよ」とお話をされていたのですが、夢を叶えるなんて凄いことです。

金井宥希(2018 ENDLESS LADY)撮影:栗原祥光


サーキットには各社が出展されていて、クルマ好きとしては商品を見たり担当者と話をするのも楽しみの一つ。マフラーで有名なFUJITSUBOは、CIVIC TYPE Rのデモカーを展示。最近の流行りは?と尋ねたところ「テールエンドにカーボンを加飾するのが流行ってますね。あと音量を小さくしながらも音質と性能を重視されるお客様が増えています」とのことでした。

FUJITSUBOブースの様子撮影:栗原祥光


日曜日はSTXをはじめ、他クラスの決勝日。場内は前日以上に人が訪れました。グリッドにはポールポジションのD'Station Racingの後ろに、GT-R勢の3台が並ぶ展開。まずトップに立ったのは「D’station Porsche」の荒。

スタート直後の様子撮影:栗原祥光


「ENDLESS GT-R」の山内と「Y’s distraction GTNET GT-R」の星野が追いかけますが、徐々に差が広がっていきます。

トップを追う「ENDLESS GT-R」(前)と「Y’s distraction GTNET GT-R」撮影:栗原祥光


レース序盤の14週目、2コーナーで同じSTXクラスのAudi R8がコースアウトしFCYが適用。

2コーナーでAudi R8がスピン!グラベルに捕まる撮影:栗原祥光


2周6分間にわたり、グラベルからのマシン撤去作業が行われたのですが、その間に「D’station Porsche」で、荒がコクピットに収まったまま給油だけを行い、トップのままコースに復帰。「Phoenix Racing Asia R8」も、アレックス・ユーンからショウン・トンにドライバー交代をしました。

「Phoenix Racing Asia R8」撮影:栗原祥光


このタイミングで「ENDLESS GT-R」山内が一気に荒との差を詰めたのですが、逆転できずその後は差が広がることに。

「ENDLESS GT-R」撮影:栗原祥光


この2台がピットに入ると、「Phoenix Racing Asia R8」のトンがトップに立っていました。

FCYの間にドライバー交代を行なっていた恩恵は大きく、70周目にアレックス・アウに交代後、全車2回目のピットストップを済ませると、2位以下とは約1分の差を付けて独走状態に。

ここで意地を見せたのが「D’station Porsche」の近藤。プッシュし続け差を縮めていくと105周目のバックストレートでスリップストリームから抜け出した近藤は、馬の背コーナーで逆転に成功。

逆転に成功した「D'Station Porsche」撮影:栗原祥光


そこからは逃げ切り、終わってみたらポール・トゥ・ウィンを飾りました。

ゴールした瞬間の様子撮影:栗原祥光


大逆転をした「D’station Porsche」のドライバー達は大喜びでした。

優勝した「D'Station Porsche」のドライバー達撮影:栗原祥光


「TCR」クラスもまた激戦でした。TCRクラスは、3台のホンダ「CIVIC TYPE-R」勢に対してアウディ「RS3」勢が4台、フォルクスワーゲン「ゴルフGTi」が1台の8台が参戦しているのですが、ホンダが「童夢」によるセミワークス体制で望んでいるのに対し、アウディもカスタマーチームに対して毎レース2500種類8000点の部品を持ち込み、レースに対して万全のサポートをしています。いわばカスタマーチームによるメーカー代理戦争といった様相です。

アウディのトランスポート。カスタマー用に2台を用意する撮影:栗原祥光


予選は「FLORAL CIVIC TCR」をトップに「BRP★Audi Mie RS3 LMS」「Racingline PERFOEMANCE GOLF TCR」までが1秒以内という大激戦。

「FLORAL CIVIC TCR」撮影:栗原祥光


前戦優勝の「Modulo CIVIC TCR」は5番手、人気アニメ「プリズマ☆イリヤ」とコラボレーションして、前線では強さを見せた「プリズマ☆イリヤ RS3 LMS」は6番手からのスタートでした。

「プリズマ☆イリヤ RS3 LMS」撮影:栗原祥光


決勝は、オープニングラップで「BRP★Audi Mie RS3 LMS」がトップに立つと、1回目のFCY中に「BRP★Audi Mie RS3 LMS」「Racingline PERFOEMANCE GOLF TCR」がドライバー交代。この作戦が功を奏してレース中盤までこの2台による争いに。

「Racingline PERFOEMANCE GOLF TCR」撮影:栗原祥光


しかし「Racingline PERFOEMANCE GOLF TCR」のギアボックスにトラブルが発生しリタイア。全車2回目のピット作業が終わると、トップは「BRP★Audi Mie RS3 LMS」ではなく、コンサバティブな作戦を取った「Modulo CIVIC TCR」。トップに立つとそのまま独走、終わってみれば開幕2連勝を達成していました。

「Modulo CIVIC TCR」撮影:栗原祥光


2連続クラス優勝を果たした「Modulo CIVIC TCR」のドライバー達撮影:栗原祥光


スーパー耐久の次戦は富士スピードウェイでの24時間レース! いったいどのようなレースになるのか、今から楽しみです!

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