地元民が通う愛され中華の名店!昔ながらの“町中華”の名物麺5選

2018年11月25日 10:00更新

関西ウォーカー 関西ウォーカー編集部

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地元の人たちの胃袋を満たしてきた“町中華”と呼ばれる中華料理店を5店ご紹介。チャンポンやネギラーメンなど、ボリューム満点な名物麺が揃う。<※情報は関西ウォーカー(2018年11月20日発売号)より>

SNSで知った旨いもん好きたちと昔からの常連たちが共存する!「ぎょうざや」

ぎょうざやは、高校生のころに先代の父を亡くし、学校に通いつつ店を手伝い、卒業後に店を継いだという店主の谷村政紀さんが腕を振るう。ベースのスープなどは、30年前に亡くなった父の味を今も守り続けている。看板メニューであるジューシーさが魅力の焼きぎょうざも父譲りだが、ニラぎょうざやシソぎょうざは現店主のアレンジ。ベースは変えずに、時代に合った料理を加えてきた。

ラーメン(510円、手前) 鶏ガラメインのスープに、中細の玉子麺を合わせた。チャンポン(610円、奥)/ぎょうざや

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ラーメンには、鶏ガラをメインに野菜や昆布などを加えたスープを使用。こちらに生姜やネギ、タマネギを効かせた醤油ダレを加える。このノスタルジックなラーメンが某人気ラーメンブロガーを魅了。ラーメンの具材はネギ、モヤシなどシンプルだが、チャーシューはギュッと旨味が詰まっている。チャンポンは、ラーメンと同様のスープ&麺に、エビのほか、キャベツ、タマネギ、タケノコ、モヤシなどたっぷりの野菜をのせている。SNSに書き込んだことから噂が拡散し、週末には遠方から客が訪れるようになっている。

■ラーメンデータ<麺>中細・丸・ストレート/製麺所:非公開・115g<スープ>タレ=醤油・仕上油=ラード/濃度:こってり○○○●○あっさり/種類:鶏ガラ+魚介

【写真を見る】焼きぎょうざ(280円)はジューシーなあんを受け止めるために薄いながらも弾力のある皮を特注/ぎょうざや

塩味が抑えめながら旨味の強いぬか漬け(200円)とも好相性。

餃子を超える名物である店主のお母さんの谷村英子さん/ぎょうざや

隠れ名物メニューのぬか漬けは英子さんの力作。忙しい時は2人の見事な連携プレーが見られる。

現在の店は10年ほど前に改装。厨房は今もピカピカ/ぎょうざや

座敷席もあるがカウンター席も居心地がいい。頭上のメニュービラは今も増え続けている。

「ここ1、2年、SNSのクチコミでお客さんが増えているのはうれしいです。若い人が多くて定食をよく食べてくれます。目の前のお客さんが『おいしかった!』と喜んでくれるのが一番の幸せですね」と、店主の谷村政紀さん。

■ぎょうざや<住所:大阪府大阪市西成区鶴見橋3-7-21 電話:06-6561-8576 時間:11:00~14:30、16:00〜20:30 休み:火曜、第3月曜 席数:33席(カウンター12、座敷21) タバコ:喫煙可 駐車場:3台(無料) アクセス:南海津守駅より徒歩5分、地下鉄花園町駅より徒歩12分>

関西を代表する冷麺の店はラーメンを作っても非凡!「みその橋サカイ」

新大宮の本店は1939年創業。こちらの店も1982年の誕生時から冷麺が看板メニュー。あまりにも冷麺が有名すぎるが、正統派の中華料理店として多彩なメニューも魅力。特にラーメンは「先代の父がラーメン好きだったので」と2代目の土田啓介さんが言うように、6種ものスープ違いが存在。鶏白湯スープの定番の中華そばは、ラーメン専門店にも劣らない、食べてみる価値のある一杯。

中華そば(580円)は、鶏ガラを強火で炊いた濃厚さのある鶏白湯スープが特徴/みその橋サカイ

2種の醤油をブレンドしたタレや中太の麺など、トータルバランスもよい。

■ラーメンデータ<麺>中太・丸・ストレート/製麺所:非公開・125g<スープ>タレ=醤油・仕上油=鶏油/濃度:こってり○○●○○あっさり/種類:鶏白湯

焼豚冷麺(740円)は鶏ガラがベースの酸味のあるタレが魅力/みその橋サカイ

天津飯(スープ付き、670円)。スープを口に入れると、使っていないのに白味噌のようなコクと味わいが広がる/みその橋サカイ

「ほかにはない天津飯ですよ」と店主の土田さん。確かに、あんかけがカフェラテのような色合いの変わった見た目。卵の下に隠された野菜のシャキシャキ感も心地よく、天津飯の印象を覆す斬新さ。ご飯メニューはほかに、中華飯(640円)、ヤキメシ(スープ付き、580円)がある。

店内には、カウンターとテーブル席のほか座敷席も/みその橋サカイ

店は5年前に改装してスタイリッシュになった。すぐそばに14台分の駐車場がある/みその橋サカイ

「個性的な巨漢ラーメンや豚々麺もおすすめです。私もラーメンが好きなので、いま新作のラーメンの構想を練っていて、近いうちにメニューにする予定です」と、2代目の土田啓介さん。

■みその橋サカイ<住所:京都府京都市北区大宮東総門口町38-3 電話:075-492-4965 時間:11:00~22:30(LO22:00) 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:60席(カウンター10、テーブル32、座敷18) タバコ:禁煙 駐車場:14台(無料) アクセス:京都市バス大宮田尻町バス停より徒歩1分、地下鉄北大路駅より徒歩22分>

メディアで注目の中華料理店が出すとろみのあるメニューがファンを魅了「マルシン飯店」

「私が生まれた年にできた店なんです」と、2代目の前川流史郎さん。マルシン飯店は、今も5人の職人が作る80種以上の多彩な中華料理が味わえる店として地元民から愛される。味だけでなく、立地のよさもあり、最近はテレビなどのメディアに登場することも多い。名物は天津飯。ここ数年力を入れていて、ネット販売を合わせると1日5000個以上販売する餃子と人気を二分する。

チャンポン(750円、手前)。鶏ガラに豚骨をプラスしたスープに中細麺を合わせている。天津飯(700円、奥)。京田辺産の米の上には、卵焼きと卵を溶いたあんをかけた/マルシン飯店

ラーメンや四川ラーメン、広東ラーメン、五目麺など、麺類も多いが、人気はチャンポン。あんかけスープには野菜のほか、エビ、イカ、うずら卵など、具材もたっぷり。老若男女から注文が入る。

■ラーメンデータ<麺>中細・丸・ストレート/製麺所:中金製麺所・130g<スープ>タレ=なし・仕上油=ごま油/濃度:こってり○○○●○あっさり/種類:鶏ガラ+豚骨

熟成豚肉餃子(380円、写真は2人前)は肉の旨味を引き出すことにこだわる。/マルシン飯店

あんのジューシーさと、香りのよさが魅力。瓶ビール小(500円)もご一緒に。

店内は約35年前に改装して以来ほとんど変わらない/マルシン飯店

店は早朝6時まで営業。昼間は観光客、夜や朝方は地元客が多い。ランチ時は行列必至の人気ぶり/マルシン飯店

「天津飯と一緒に注文するメニューとして、最近は熟成豚肉餃子が人気です。思いきって餃子に合う専用クラフトビールをもうすぐ出す予定です」と、店主の前川流史郎さん。

■マルシン飯店<住所:京都府京都市東山区東大路三条下ル南西海子町431-3 電話:075-561-4825 時間:11:00~翌6:00(LO5:45) 休み:火曜 席数:31席(テーブルのみ) タバコ:喫煙可 駐車場:1台(60分無料) アクセス:地下鉄東山駅より徒歩1分、京阪三条駅より徒歩6分>

地元で愛されるボリュームたっぷり中華「パンダ食堂 晴山閣」

「メニューは、だいぶ増やしましたね。特にハーフメニューをね」と、パンダ食堂 晴山閣の2代目店主浅野佳幸さん。ボリュームの多さで人気の店を亡き父から引き継いで8年たった。看板メニューは父が得意としたニラそば。クセになる味わいから、今でも客の5割近くが注文する。前職が大手飲食チェーンで働いていたことから、新作も開発。常連から大事にされるメニューを守りつつも、新しいファンを獲得する。

ニラそば(980円、手前)。唐辛子を5種も投入した秘伝のタレはコクのある辛味のスープ。 肉みそチャーハン(1100円、奥)/パンダ食堂 晴山閣

ニラそばは、コシのある中細の玉子麺との相性もよく、ハマる客が続出。肉みそチャーハンは、挽き肉を炊いてニンニク、カラシ、ハチミツなどと合わせた肉みそがのったチャーハン。甘さと辛さのコントラストが好評で、リピーターも多い。

■ラーメンデータ<麺>中細・丸・ストレート/製麺所:非公開・120g<スープ>タレ=唐辛子・仕上油=ラード/濃度:こってり○○○●○あっさり/種類:鶏ガラ+トンコツ+魚介

海外の映画音楽をBGMにするなど、店主の趣味もうかがえる/パンダ食堂 晴山閣

中華料理店では珍しく、モルトウイスキーがそろうのもうれしい。

現在の場所は、3年半前に移ってきた4か所目/パンダ食堂 晴山閣

「ニラそばは、『量が多すぎる!』と言われることが多かったのでハーフを作りました。ハーフと一緒に、ぜひほかのメニューも味わってみてください」と、店主の浅野佳幸さん。

■パンダ食堂 晴山閣<住所:大阪府豊中市服部西町2-4-12 電話:06-6866-1595 時間:11:30〜14:00(LO)、17:00〜21:30(LO) 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:17席(カウンター4、テーブル13) タバコ:喫煙可 駐車場:なし アクセス:阪急服部天神駅より徒歩5分>

食感とピリ辛味がクセになる地元の名物麺「恵 愛」

恵 愛は、12軒ほどの中華料理店で修業した店主の林田さんのお店。「まかないで出したら中国人スタッフに好評だったんで、いつかは商品に」と考えていたことから、独立して数年たったころにネギラーメンを出し始めた。直後に、阪神・淡路大震災で被災。同じ場所で再開した時に看板メニューとして売り出したところ徐々に注目を集め話題に。今やランチの行列が当たり前になるほどの大人気メニューとなった。

ネギラーメンセット(780円)。シャキシャキとしたネギの食感がやみつきになる/恵 愛

ピリ辛な調味料であえた白ネギとチャーシューの細切りがたっぷりのったラーメン。

■ラーメンデータ<麺>中細・丸・ストレート/製麺所:非公開・120g<スープ>タレ=醤油・仕上油=鶏油/濃度:こってり○○●○○あっさり/種類:鶏ガラ+トンコツ+魚介

店主おすすめは、ニラ玉子ラーメン(630円)。下味を付けた溶き卵約3個分を使ったトロトロ&フワフワのニラ玉がのる/恵 愛

ランチ時は連日行列。ネギラーメンは、1日100杯以上出ることもある/恵 愛

現在の店は震災後、同じ場所に再建/恵 愛

「チャーシュー麺やワンタン麺を含めてお客さんの8割ほどがネギラーメンを注文してくれます。仕込みは朝7時からで、ネギの用意だけで大変なんですよ(笑)」と、店主の林田 茂さん。

■恵 愛 晴山閣<住所:兵庫県神戸市東灘区住吉東町2-3-20 フォルザ住吉N棟 1F 電話:078-841-7552 時間:11:00~14:00(LO)、17:00~21:00(LO) 休み:日曜、月曜不定休 席数:昼20席、夜18席(テーブルのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:JR住吉駅より徒歩7分>

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