首都圏から行ける!春のお出かけにピッタリの観光列車旅5選

東京ウォーカー

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カップルシートなどゆったり寛げる座席から絶景を眺めつつ、車内でしか味わえないグルメやイベントといったお楽しみも満喫できる観光列車。新型の列車も続々登場している。

日本有数の急勾配を登り秘境を目指す「南アルプスあぷとライン」


日本唯一のアプト式鉄道「南アルプスあぷとライン」


静岡県の千頭─井川間を走行し、「南アルプスあぷとライン」の愛称で親しまれている大井川鐵道井川線。急勾配に対応した日本唯一のアプト式鉄道で、大井川上流部・奥大井のダイナミックな自然を楽しめる列車だ。アプトいちしろ駅で行われる、車両の連結作業も見逃せないポイントの一つ。

■【東京からのアクセス&交通費】

東京駅からJR東海道新幹線「ひかり」「こだま」で静岡駅下車。東海道本線下り浜松方面行きに乗り換えて金谷駅で下車。大井川鐵道大井川本線に乗り、終点千頭駅にて南アルプスあぷとラインに乗車。東京─千頭間は約3時間30分で7960円

<運行スケジュール>毎日運行(1日片道5本)。千頭─井川間所要約110分

<料金>千頭─井川間1320円

<予約方法>当日券のみ販売(予約不要)

世界最速の“走る美術館”で優雅なひと時を過ごせる「GENBI SHINKANSEN(ゲンビシンカンセン)」


【写真を見る】アーティストたちによる現代アートの数々が各車両に展示される「GENBI SHINKANSEN」


気鋭のアーティストたちがこの列車のためだけに制作した現代アートを各車両に展示する「GENBI SHINKANSEN(ゲンビシンカンセン)」。新潟・越後湯沢─新潟間を走り、新潟の地産食材を取り入れたスイーツなどが楽しめるカフェやキッズルームもある。

■【東京からのアクセス&交通費】

東京駅からJR上越新幹線「とき」「たにがわ」で越後湯沢駅まで約1時間20分6150円。越後湯沢駅で「GENBI SHINKANSEN」に乗車

<運行スケジュール>土・日曜、祝日 、1日3往復 ※お盆など繁忙期を除く。越後湯沢─新潟間所要約50分

<料金>越後湯沢─新潟間4860円~

<予約方法>JR各駅の指定席券売機やみどりの窓口で乗車券のほかに指定席特急券(11号車のみ)、または自由席特急券(12~16号車)を購入 ※指定席券は他にもびゅうプラザやえきねっとで購入可能

地酒王国で日本酒ざんまい♪「越乃Shu*Kura(シュクラ)」


多彩な催しが行われる「越乃Shu*kura」


車内では新潟地酒の利き酒が楽しめる ※銘柄は変更の場合あり


新潟県の上越妙高─十日町などを走る「越乃Shu*Kura(シュクラ)」は、車内で新潟地酒の利き酒やオリジナルメニューが楽しめる。また、日替りでジャズやクラシックの生演奏のほか、蔵元によるお酒の試飲会などのイベントも開催する。

■【東京からのアクセス&交通費】

東京駅からJR北陸新幹線「はくたか」で上越妙高駅まで約2時間8760円。上越妙高駅で「越乃Shu*Kura」に乗車

<運行スケジュール>(越後湯沢・新潟発分含む)3月~11月下旬の金・土・日曜、祝日、各1日1往復。上越妙高─十日町間所要約2時間30分

<料金>上越妙高─十日町間2700円~

<予約方法>びゅう旅行商品専用車両(1号車)と、乗車券+指定席券で乗車できる車両(3号車)の2タイプ。1号車の場合、びゅうプラザまたは主な旅行会社にて購入可能。3号車の場合、指定席券はJR各駅の指定席券売機やみどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社、えきねっとにて購入

特等席から望む富士山が美しい「富士山ビュー特急」


絶景の富士山を見渡すことができる「富士山ビュー特急」


土・日曜、祝日限定で特製スイーツセット付きプランも運行する


山梨県の大月駅を始発駅とし、約500mの勾配を登りながら美しい富士山の眺望を楽しめる「富士山ビュー特急」。大月─河口湖間を走行し、土・日曜、祝日のみ同列車特製スイーツセット付きプラン(大人4000円)も運行する。

■【東京からのアクセス&交通費】

新宿駅からJR中央本線特急スーパーあずさで大月駅まで約1時間2247円。大月駅で「富士山ビュー特急」に乗車

<運行スケジュール>毎日運行(平日2往復、土・日曜、祝日3往復、スイーツセット付きプラン設定列車は土・日曜、祝日のみ)。大月─河口湖間所要約45分

<料金>大月─河口湖間1540円〜

<予約方法>電話や公式サイトでも予約可 ※空席があれば当日受付可能(スイーツセット付きプランを除く)

風を感じながら渓谷美を満喫できる「トロッコわたらせ渓谷号」


窓がなく開放的な「トロッコわたらせ渓谷号」


神戸─沢入間のトンネル内では車内でイルミネーションが点灯する


桐生(群馬県)─間藤(栃木県)間の44.1kmを走行する、通称・わ鐵(わてつ)こと「わたらせ渓谷鐵道」。「トロッコわたらせ渓谷号」は、その中の大間々─足尾間を走り、窓ガラスのないオープンタイプの列車で渡良瀬川流域の豊かな自然を満喫することができる。また、神戸─沢入駅間のトンネル内では車内イルミネーションが点灯、幻想的な異世界へと誘う。

■【東京からのアクセス&交通費】

北千住駅から東武鉄道特急りょうもうに乗車。相老駅でわたらせ渓谷鐵道普通列車に乗り換え、大間々駅で「トロッコわたらせ渓谷号」に乗車。北千住─大間々間は約1時間40分2463円

<運行スケジュール>2019年4月13日(土)~11月24日(日)の土・日曜、祝日、8月13日(火)・14日(水)・15日(木)、1日1往復。大間々─足尾間約1時間30分

<料金>大間々─足尾間乗車券930円+トロッコ整理券510円

<予約方法>主な旅行会社で、トロッコ列車整理券510円(乗車券別途)を乗車1カ月前の11:00~発売。下り(3号)は乗車当日9:00~大間々駅にて先着順で座席指定可能。上り(4号)は自由席 ※空席があれば当日受付可能。詳細は公式サイトを参照。2019年8月10日(土)~15日(木)はやや混み合う可能性あり

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