特別展「いちはらのお薬師様ー流行り病と民衆の祈りー」

市原市制施行60周年記念事業の一環として実施される、「流行り病と民衆の祈り」をテーマとした市原歴史博物館開館後初の特別展。本展示会では、千葉県内最古の白鳳仏である栄町龍角寺「銅造薬師如来坐像(国指定重要文化財)」をはじめ、市原市内に残る平安時代後期以降の木造薬師如来坐像や日光・月光菩薩、十二神将像など、県や市の指定文化財を含む43体が一堂に集結。古代から現代までのさまざまな疫病や飢餓に悩まされてきた民衆の祈りの姿を、貴重な薬師如来像などの仏像彫刻や古文書等の歴史資料から読み解いていく。