第63回 おおむた「大蛇山」まつり

「大蛇山(だいじゃやま)」と呼ばれる山車が特徴的な、300年以上の歴史を持つ祇園の祭り。大蛇山は全長約10メートル、高さ約5メートル、重さ最大3トンの大きさで、木製の山車に和紙、竹、わらなどを組み合わせて作った頭、胴体、しっぽが大蛇のように飾りつけられている。毎年7月に大蛇山が口から火煙を吐き太鼓や鐘を打ち鳴らしながら町中を練り歩く。7月第4土曜、日曜には、大牟田市の中心街「大正町」で祭りのメイン行事が開催され、市内外から集まった多くの大蛇山を間近で見られる。参加者が約2キロメートルにわたり列をなして踊る「1万人の総踊り」も行われ、市民の熱気があふれる様子を楽しむことができる。