鯖街道の歴史が息づく「熊川宿」
若狭と京都を結ぶ「鯖街道」の宿場町として発展した熊川宿。江戸時代の面影を残す町並みは、1996年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2015年には熊川宿を含む「御食国若狭と鯖街道」が日本遺産に認定された。街道沿いには伝統的な町家が連なり、往時のにぎわいを感じながら散策を楽しめる。町並みに沿って流れる前川の清らかな水や、歴史的建造物を活用した施設にも注目したい。ゆったりとした時間が流れる宿場町で、歴史と文化に触れるひとときを過ごせるスポットだ。
見どころ
旧村役場を改修した資料館「宿場館」では、鯖街道や熊川宿の歴史を紹介。宿場町をより深く知りたいなら、語り部と歩くガイドツアーもおすすめだ。前川沿いには昔ながらの「かわと」が残り、独特の水文化を伝えている。
「若狭町観光まちづくり課の担当者」に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:1つに絞るのは難しいですが、おすすめは熊川宿の町並みそのものです。鯖街道の宿場町として栄えた熊川宿には、昔ながらの町家や前川の水路、古民家を活用したお店など、趣ある風景が残っています。ぜひ端から端まで歩き、気になるお店に立ち寄りながら、熊川宿ならではの町並みをゆっくり楽しんでみてください。
Q:おすすめの穴場スポットは?
A:秋におすすめなのが、下ノ町にある松木神社です。紅葉の時期には、宿場町とはまた違った秋の景色を楽しめます。さらに足を延ばせる方には、熊川城跡の展望台もおすすめ。高台から熊川宿を一望でき、歩いてきた町並みを上から眺めることで、新たな魅力を発見できます。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:歴史的な町並みだけでなく、今も人々の暮らしが息づく「生きた宿場町」であることです。熊川宿を含む日本遺産「御食国若狭と鯖街道」は2024年7月、全国で唯一「日本遺産プレミアム」に選定されました。住民が暮らす町並みを大切に保存しながら、空き家や古民家を活用した飲食店や施設も生まれています。町を歩き、お店に立ち寄りながら、歴史と現在の暮らしが共存する熊川宿を感じていただけるのが魅力です。
Q:人気グルメやグッズ、お土産は?
A:鯖街道の宿場町ならではの鯖グルメは必食です。定番の鯖寿司や気軽に楽しめる鯖サンドが人気。お土産には、道の駅若狭熊川宿の開設当時から変わらぬ味を守る道の駅限定の鯖寿司や、日本海側最大の梅の産地・若狭町の梅干しがおすすめです。中ノ町の「THEE COFFEE」では、古民家の趣と町並みを眺めながらコーヒーを楽しめます。また、不定期販売ながら行列ができることもある「勘治郎」のこんにゃく唐揚げも隠れた名物です。
Q:半日(または1日)、施設で自由に過ごすなら?
A:道の駅若狭熊川宿を起点に、下ノ町まで熊川宿を端から端まで歩くコースがおすすめです。途中で飲食店に立ち寄って食事を楽しみ、最後は道の駅でお土産や特産品を選ぶのが担当者おすすめの過ごし方。ガイドを付ければ、町並みを見るだけではわからない歴史や魅力も知ることができ、食事や買い物を含めて3時間ほどじっくり楽しめます。
※掲載情報は2026年10月時点のものです。随時更新をしておりますが内容が変更となっている場合がありますので、事前にご確認のうえ、おでかけください。
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Q&A
- 熊川宿へのアクセス方法は?
- 【電車】JR敦賀駅から小浜線で上中駅まで約1時間。上中駅からJRバス若江線・近江今津駅行きに乗車し、若狭熊川停留所下車。敦賀駅から約1時間40分 【車】舞鶴若狭自動車道若狭三方ICから国道27号・303号経由で約20分。北陸自動車道敦賀JCTから舞鶴若狭自動車道を経由して約50分です。











