小林亮太がブルーチーズを使ったバーガーを食レポ!日本人で初めて世界大会に出場した店主が作る味とは?
東京ウォーカー(全国版)
人気漫画の主人公役など、数多くの舞台やドラマ・映画に出演する俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲートする連載企画。隔週(第2第4水曜)掲載で、食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。
今回は、東京・江東区にある「潮見スキッパーズ」で、「スキッパーズバーガー4.0〜ブルーチーズとオニオンソース〜」(2140円)を紹介!
運河を眺めながらゆっくり過ごせる店内
オープンから6年目を迎えた「潮見スキッパーズ」の店主・東條正寿さんは、2021年にアメリカで開催されたハンバーガーの世界大会「World Food Championships」(ワールドフードチャンピオンシップ)に初めて出場した日本人チームのメンバーということでも有名。先日放送された情報バラエティ番組「ジョブチューン」(TBS)のハンバーガーチェーン店イチ押しメニューのジャッジに、超一流料理人のひとりとしても出演し、その名を轟かせている。
そんな東條さんが作る絶品バーガーがいただける同店は、大きな窓から汐見運河を臨むことができ、夜はライトアップでムードも満点。船の往来を眺めながら、50席の広い店内でゆっくりと過ごすことができる。
なお、最寄りの潮見駅からは徒歩2分ほどと駅近の立地だが、車や自転車で来店する人も多いことから、ノンアルコールドリンクも種類豊富に取りそろえているのだそう。
2層のパティや自家製ソース・バンズに注目!
自家製オニオンソースを使った同店のシグネチャーメニューには「スキッパーズエッグチーズ〜スタンダード〜」(1860円)をベースに、4つのバージョンがある。
前回来店した際に、アーリーレッド、トマト、グリーンカールをサンドしたスタンダードに近い「スキッパーズバーガー3.0〜ハンバーガーってやっぱりこうだよね〜」(1420円)を食べたという小林たっての希望で、今回は初めて食べる「スキッパーズバーガー4.0〜ブルーチーズとオニオンソース〜」をセレクトした。
パティはオーストラリア産のビーフ100%で、旨みの強い部位であるチャックアイロール(肩ロース)のひき肉と、1センチ角にハンドチョップすることで食感を強調したシルバーサイド(外もも)を2層構造で成形しているそう。さらに、ひき肉側を下にしてヒール(下のバンズ)にのせ、舌へダイレクトに旨みが届くビルドで提供する。
ちなみに、ひき肉とダイス状の肉で熱による収縮に差があるため、焼くときに層が分かれないように鉄板にのせたパティの下に一度ヘラを差し入れ、鉄板に張り付かないようにするというひと手間もかけているのだとか。
説明を聞くだけでおいしさを想像してしまうパティに合わせるのは、一級品の利尻昆布と羅臼昆布、鰹節、どんこ椎茸の出汁とアーリーレッドで作るオニオンソース。しょうゆ、みりん、お酢で味を整え、和の風味に仕上げる。
「潮見スキッパーズ」では、パティやソースに限らず、多くのグルメバーガー店がベーカリーに発注しているバンズまで、毎朝店内で焼き上げているという。さぞかし、手作りへのこだわりがあるのかと思いきや「別に手作りじゃなきゃいけないというわけではなく、自分がおいしいと思うバーガーを作るうえでベストを考えていくと結局自家製になるんですよ」と東條さんは話す。
しかも、それぞれのレシピをお店の公式YouTubeで公開しているから驚きだ。
「グルメバーガーって安い食べ物じゃないですけど、これだけの手間暇をかけているのを見たら、この金額は高いものではないと思ってもらえるはず。家で作ろうとしたら、この金額では食べられないですからね(笑)」(東條さん)
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