ダイエット中でもがぶ飲みできるお酒／むぎが氏とワンルーム酒場(9)年末食べ過ぎで太った独身女のダイエット方法

放置していた鶏もも肉をそろそろ焼こう。5分くらい放置するつもりが多分15分くらい経ったと思う。ご自慢のホットプレートを取り出し、プレートを温め、バターを1かけら入れる。バターの幸せな香りが厨房に充満する。バターが焦げる前に鶏もも肉の皮から焼いていく。ジュワァと焼ける音は、もうリアルASMR。アルミホイルを鶏もも肉の上にかぶせ、その上に水を入れた鍋を置き重しにする。こうすることで皮がパリッと焼けるとか焼けないとか。チキンを焼いてる間に魚焼きグリルを開けてみると、チーズが溶けていい感じ！だけどまだ焼きがたりなさそうだから＋3分追い焼き。そうなるとハイボールを飲む事しかやることがない。ゆっくりエヴァン・ウィリアムスと向き合う時間だ。…………ぽっ///(照)。

チキンは何分くらい焼けばいいかわからないけど、そろそろいいだろう。重しにしていた鍋とアルミホイルを外し、チキンを裏返す。はじの方がパリパリに焼けている！なかなかおいしそう。あとは適当(適切かつ妥当)に焼いて終わりだ。チキンはタンパク質も多く、ケトジェニックをしている時はよく食べていた。夜、チキンを食べて、次の日体重を測ったら痩せていたからびっくりした記憶がある。ケトジェニックを続けていると体がケトーシス状態になる。ケトーシス状態とは、ストイックな糖質制限をした結果、体が脂肪を燃焼する状態に入ること。糖質を1日抑えただけでは、私がチキンを食べて体重が減った時のような効果は発揮されないと思う。

日々人間をやっていると、よりよく生きるのにいくつか大切なことがあると思っていて、その1つに「継続力」は絶対に入ってくる。継続は、地味に大変。お風呂とか歯磨きとか毎日できるのはきっと生活のルーティンに組み込まれていてシンプルだから続けられるんだろうな。ひろし(実家の猫)はお風呂ルーティンも歯磨きもしないけど、全然臭くないしかわいいのでえらい。昼間はひなたぼっこしながら寝て、起きたら人間に撫でられて日焼けも散髪もしないの最強すぎる。人間っていいなじゃなくて、猫っていいな。

……チキンに戻ろう。チキンをみてみると、両面いい感じに焼けた！魚焼きグリルに忘れかけていたサバ缶マヨチーズも取り出し本日の晩酌の準備完了！それではまず本日のメインディッシュのバターチキンから食べましょう。ナイフで縦に細く切り、いただきます。

チキンを一口食べると、ジューシーな脂でお口が満たされる！旨味が溢れ出しバターの香ばしさもあっておいしい！バター1つだけだったけど2つ入れてもよかった。そしてエヴァン・ウィリアムスのハイボールをごくっと流し込み優勝。ジューシーなチキンとエヴァン・ウィリアムスのふくよかな味わいがとってもよき。

次にサバ缶マヨチーズを食べてみる。サバ缶をほぐしてマヨネーズとチーズだけをかけて焼くだけの簡単おつまみ。いただきます。

サバがだいぶ洋風でまろやかに食べられる！チーズでコクがアップして、てやんでい！拙者はサバ缶だ！！！から、マドモアゼルゥ♪サバ缶ざます！！に変わった(伝われ)。ちょっと悔しかったのが、バターを入れなかったこと。だいぶ前にサバ缶を耐熱容器に入れてバターと醤油を入れて、電子レンジでチンしたらおいしかった記憶がある。このダイエットはバターが使えるのもだいぶ大きい。限られた食材で工夫して美味しいおつまみを作るから、ある意味レシピは楽ちんに考えられる。とはいえ、レパートリーは限られそうだけど。

さぁ今日からケトジェニックダイエットを細々と始めるが、正直続けられる自信がありません！以前はプロの指導のもと行っていたから頑張れたけど、1人だといくらでもサボれるから確固たる意志を持たなければいけませんね。そのためには体重計に乗らないといけない気がするけど、現実を直視できません！ちょっと痩せてきてコンディションがよさそうな時に体重測ろうかしら……もし許容範囲の体重をはるかに上回る数値がでたら立ち直れない……。ある意味、賭けだ。もし私と同じようにケトジェニックやってみよう！と思った方はしっかり調べたりプロの指導のもと、安全に行ってくださいませ。ということで半年後の私の姿をお楽しみください。変化無しなのか、痩せたのか、太ったのか……お楽しみに。それでは、フォースと共にあらんことを………（　＾ω＾）・・・