timelesz・寺西拓人が原嘉孝に「正直、腹が立ちました(笑)」タイプロ前に挑んだ映画初主演作について語る

東京ウォーカー(全国版)

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timeleszでともに活躍する原に「けっこう腹立ってました」

――探偵が主人公の人情味あふれる作品ですが、寺西さんがもつ探偵のイメージと、その違いなど蓮を演じるうえで難しさを感じたところがあれば教えてください。

【寺西拓人】探偵というと、浮気調査とか…?探偵業の方と話したこともないので、あんまりイメージが湧かないですね。本作での探偵は、亀を探すとか、困った人を助ける便利屋さんのような存在なんですよね。そういった意味では探偵としての役作りはそんなに考えていなくて、とにかく人を助けるということ。それで結果的に大きな出来事に巻き込まれるっていうのはあるんですけど、探偵といえばこう、みたいな意識はそんなになかったですね。

――蓮は人を助ける探偵ということですが、寺西さんはグループの中で誰かを助けたいという気持ちが強い方ですか?

【寺西拓人】困っている人がいて、助けを求めているのであれば、というぐらいですかね。積極的に何かをやってあげるタイプではないので。わりと助けられる側、救いを求めている側のことを考えちゃうタイプで……。それこそtimeleszでいうと、原とかはいい意味でいろいろやってあげたいタイプだと思うんです。そういう役割分担みたいなものがグループ内でできていると思うので、なにかを聞かれるとか、確実に自分に助けを求めているなっていうとき以外は原に任せていますね。

訳アリシングルマザー、凪の兄・橋口拓海役を演じた原嘉孝さん(C)2025「天文館探偵物語」製作委員会


――そんな原さんとの撮影エピソードを教えてください。

【寺西拓人】本当に一瞬で終わりました(笑)。でも、timeleszのオーディションが始まったのが撮影の2日後ぐらいで、お互いに受けるとは言ってなかったんですけど、マネージャーさんも一緒だったのでなんとなくわかっていて。「課題どうする…?」って感じで、ホテルでフリを覚えるみたいなことを2人でちょっとやったのは覚えてます。撮影の合間というか、夜ちょっとだけ。ほかは特にないです(笑)。まじで一瞬で終わったけど、悪役というか、そこは徹底して演じてくれていたと思いますね。あとはもう、彼は鹿児島を楽しんでいただけなので。サウナ終わりの原とマネージャーさんが現場に遊びに来たときに、僕はけっこう腹立ってましたよ(笑)。

原に限らず、室くんと高田くんもシーンはそんなに多くなかったですけど、ずっと同じような環境でやってきたんで、一緒に作品作りができてすごくありがたかったですね。

――高田さんとのアクションシーンもありましたね。

【寺西拓人】そうですね。こういうことやったなって思い出すのは、アクションですね。街を走ったり、自転車に乗ったり…印象的ですね。台本の描写とか戸書きを読んだときには、とんでもないことが行われているなって思ったんです。車を追いかけるとかもそうですし、怒って壁を殴って悶絶みたいなことが全部文字で書いてあって「どうやって撮っていくんだろう?」って。あまり想像がついていなかったんですけど、実際に撮影するとこういう風になるんだ、というのが勉強になりました。

蒲生清彦役・高田翔さんとのアクションシーンも見どころの1つ(C)2025「天文館探偵物語」製作委員会


――同じ現場に旧知の仲であるお三方がいらっしゃることによって、助けられたと感じたり、いてくれてよかったと思ったりした出来事があれば、教えてください。

【寺西拓人】やっぱり知った顔がいると安心しますよね。それこそ、アクションは信頼も大事な要素なので、本当に長い付き合いの高田くんとアクションシーンをやることができたのは、すごくよかったと思います。初めましての相手だとお互いに気を使ったりもしますし、時間がない中でスムーズに撮影ができたのは、彼らのおかげかなと思っています。

今後の野望は「貝の仕事がしたい」

――本作には“人生を変える”というテーマがあると思うのですが、寺西さんにとって、人生が変わったと感じた瞬間があれば教えてください。

【寺西拓人】ご縁で繋がっている仕事なので、本当にいっぱいあるんですけどね。その中で一つ挙げるのなら、一番最初のお仕事だったHey! Say! JUMPさんのバックダンサーですね。サッカー少年が、横浜アリーナのとんでもない音量の声援を浴びながら、一面のペンライトと先輩の輝きを見て「これをちゃんとやりたい」と思ったので、人生が変わった瞬間はそこだと思います。

――今後も出演作が目白押しでご活躍に期待が高まりますが、個人としてでもグループとしてでもいいので、寺西さんの今後の野望についてお聞かせください。

【寺西拓人】本当にいろいろなことをやらせていただいていて、ありがたいなと思いつつ、timeleszに加入してから、“貝のお仕事をしたい”って言っていたんです。貝のお仕事ってなんだよ、って話なんですけど(笑)。それがまだ叶っていないので、なにかありましたら、ぜひお願いいたします(笑)!


■映画『天文館探偵物語』
11月21日より鹿児島県先行公開中
12月5日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
企画・原案・プロデュース:嶋田豪
監督・脚本:諸江亮
出演:寺西拓人
   大原優乃、肥後遼太郎/室龍太、高田翔、原嘉孝(友情出演)
   SHIGETORA、新名真郎、西田聖志郎/西岡德馬
製作:アイエス・フィールド/「天文館探偵物語」製作委員会
配給:アイエス・フィールド/S・D・P
(C)2025「天文館探偵物語」製作委員会

◆スタイリスト:九(Yolken)
◆ヘアメイク:二宮紀代子


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