JO1とJAMが積み重ねた奇跡と、結んだ絆。初アリーナツアー最終公演の感動を1万字レポートでお届け!
東京ウォーカー(全国版)

9月3日の愛知公演から始まり、約1カ月半をかけて大阪、神奈川、福岡と各都市を巡ってきたJO1の初アリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』が、有明アリーナの追加公演でファイナルを迎えた。コロナ禍でのデビューを余儀なくされ、ファンと直接会えない時期が続いた彼らが、やっとの思いで辿り着いた有観客コンサート「2021 JO1 LIVE "OPEN THE DOOR"」から約1年。2NDアルバム『KIZUNA』の名を冠した今回のツアーでは5都市13公演で約11万人を動員し、JO1史上最大規模となった。JO1とJAM(ファンの名称)が絆を確かめ合った感動の最終公演を、余すことなくレポートする。
冒頭から会場の熱気は最高潮!ついに最終公演が開幕
開演時間になり会場が暗転すると、観客の期待を掻き立てるオープニング映像からスタート。たすきを繋いでいくように1人ずつ映し出されていくメンバーは、自身を表す絵文字をモチーフにした空間に佇んでいる。それぞれの絵文字はメンバーの好きな食べ物や似ている動物などにちなんでファンの間から自然発生し定着したものがほとんどで、そんな冒頭の演出から既にJO1とJAMの絆が感じられる。最後に11人が光へ向かって歩き出し、ステージに巨大な影が映し出されたところで、派手な爆発音とともに本編が開幕した。
1曲目、河野(純喜)の歌い出しから始まる
「Move The Soul」
で会場の空気を一変させる。本ツアーでは“JO1’s BAND”によるバンド生演奏と、バックダンサーが加わった圧巻の群舞が見どころとなっており、特にその魅力が存分に伝わってくるオープニングナンバーだ。その後
「Born To Be Wild」「Algorithm」「YOLO-konde」「Walk It Like I Talk It」
と続き、いきなり5曲を立て続けに披露。前日に昼夜2公演をこなしながら、昨年のワンマンライブ以上にハードなセットリストを披露し、堂々とその進化を示す。
ここでやっと初めてのMCパートへ。驚くべきは、節々から感じられる“ステージを積み重ねてきた余裕”だ。冒頭の5曲、ここぞというタイミングでメンバーたちが煽りを入れて会場を熱く盛り上げたかと思えば、MCでもその熱を持続させながらテンポよくコール&レスポンス(※歓声は出せないので拍手)をしていく。佐藤(景瑚)の「ご飯食べましたかっ!」という問いかけには、横から「食べたよ!」という河野の元気な返事が。MC前には與那城(奨)がファンに座るよう促してくれ、思わず「リーダー…!(合掌)」となってしまう。
自己紹介も個性爆発なのがJO1。「小学生からあだ名はぼんぼん、柔道の好きな技は平安二段」という鶴房(汐恩)の自己紹介を聞き、思わず公演後に“平安二段”を検索したJAMもいるだろう。河野は開口一番、「お前らさぁ!」と熱血教師のテンションでぶつかってくる。「お前らさ、今日オーラスだって言ってんじゃねぇかよ!盛り上がれるのか!?拍手が小さいよ!」とテンションMAXで鼓舞すると、佐藤は「JAM、昨日ぼくの夢に出てきましたか?やっぱりそうですよね?何かドキドキしたんですよ。やめてください、勝手に出てくるの。言ってくださいね、夢に出てくる時は。今日は出てきますか?じゃあこの後、待ってます」と独特なテンションで語りかけ、思わずメンバーも笑っていた。
次のパートに進むための曲フリを任されている川西(拓実)が、照れながら「Shine A Light…」と言い会場中のJAMを悶えさせたまま、次の曲へ。
「Shine A Light」
と
「僕らの季節」
は肌寒くなってきたこの季節にぴったりな、心温まるミディアムなダンスソングだ。観客を圧倒するダンス楽曲だけではなく、悩みや不安を抱えた暗い心に一筋の光を届けてくれるような楽曲が多いのも、JO1の強みかもしれない。
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