JO1とJAMが積み重ねた奇跡と、結んだ絆。初アリーナツアー最終公演の感動を1万字レポートでお届け!

東京ウォーカー(全国版)

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まさかのバースデーサプライズにリーダーが涙、メンバーももらい泣き

 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

最後にみんなで写真を撮る場面で「自分の携帯でも撮りたいから」と言って川尻が舞台袖に一度はけると、バンドメンバーの生演奏による誕生日ソングが流れ始める。10月25日に27歳の誕生日を迎える與那城のバースデーサプライズが用意されていたのだ。歌い終えると曲はEDM風に変化し、JO1メンバーの誕生日でよく歌われている「アプジマヨ」ソングを贅沢な生バンドバージョンで大合唱。箱に対して小すぎるケーキというボケで盛り上がり、笑いに包まれたサプライズになるかと思いきや、大平が、有志のJAMが制作したというバースデースローガンを持って登場。それを見た與那城はこらえ切れず涙を流し、「奨くんが泣くのは違う!」と珍しいリーダーの涙にもらい泣きをするメンバーが続出した。「自分でも、こんなに泣くなんて思わなかった(笑)。みんなに支えられてここまでやってこれました。まだまだJO1の旅は続きますので、応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」とリーダーらしくコメントし、木全いわく「奨くんの筋力じゃなかったら持てない」ほどの大きなケーキを持って記念撮影をした。

アンコールのラストの曲フリでは、金城が「僕からみんなに向けて一言あるんです」と前置きをした上で、「悲しいこととか苦しいこととかって、人生において付きものじゃないですか。この会場にいるスタッフさん、JAMのみんな、僕らも含め、みんなやっぱりそういう悩みを抱えてるんですよ。でも、今日のこの瞬間はみなさん幸せでいませんか?今日JO1とJAMとスタッフさんの絆を胸に、これからも共に歩んでいけますか?これからも僕たちの絆を空に描いていきましょう」と優しく語り掛け、その思いを込めるかのように最後の曲 「With Us」 を歌唱した。

KIZUNAツアーはこれで終了…かのように思われたが、別れがたいJAMたちの鳴りやまない拍手により、最終公演だけのスペシャルなダブルアンコールが実現。再度登場したメンバーが「君のまま」を歌唱し、約3時間半に及ぶ公演は幕を閉じた。

『KIZUNA』という2NDアルバムのタイトルを冠して開催された今回のアリーナツアーは、決して一朝一夕では築くことのできないJO1とJAMの強固な絆を感じる瞬間の連続だった。川尻のコメントにもあった通り、JO1はファンの投票によって選ばれたグループなので、メンバーは“何もなかった”自分たちが選ばれ、アーティストとして活躍している今を奇跡のように感じるかもしれない。しかし同時に、番組を見ながら応援していたファンにとっても、推していた練習生を応援できている今が、奇跡なのだろうと思う。お互いの存在が奇跡のようなJO1とJAMが共に歩み、奇跡のような瞬間を積み重ねて結んできた絆は、KIZUNAツアーを経て次のステージへ。この先、JO1とJAMが進んでいくであろう未来も見ていたくなる、そんな希望と幸福感に満ちた公演だった。

 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

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