女優、鳴海唯1st写真集発売「休日に私と旅をしてるという気持ちになって見てもらいたい」
東京ウォーカー(全国版)
24歳の自分に例えて、「Sugarless」をタイトルにしたらおもしろいんじゃないかなって思った
――撮影に向けて準備したことを教えてください。
体作りはがんばりました。男性にも女性にも綺麗だなって思ってもらえるような、しなやかな女性らしい体を目指して、ピラティスに通いながら、インナーマッスルを鍛えることを大事にして、痩せすぎず、太りすぎずみたいな、健康的な体を作ることを意識しました。人生で一番自分の体と向き合ったと思います(笑)。
――撮影中に効果が出てるなっていう実感されましたか。
水着のカットで自分の腹筋がちゃんと綺麗に、縦線とか入ってるの見ると、ちゃんと理想の体になれたかも、とちょっと思ったりしました(笑)。撮影後も運動は続けていて、運動するとすごく前向きな気持ちになれるので、ピラティスは週1で通っています。

――カバーの写真はどうやって決まったんですか。
表紙の写真は、いろいろ候補を出してもらってその中で自分がこれがいいですっていうふうに決めさせてもらったんですけど、結果すごくお気に入りのカットになりました。本当に自分らしさが詰まってるなというか、このサングラスとか、口にくわえたラムネとか、私はおちゃらけ性格で、基本ふざけたい人間なので、自分らしさ全開のカットになっていて、この写真はお気に入りです。あと、顔がアップでぱっと自分とわかるのもいいと思います。
――タイトルの「Sugarless」について教えてください。
この写真を撮ったときの自分の心情とかいろいろ思い出して、当時24歳だったんですけど、大人なんだけど、ちょっと大人になりきれてない自分がいるなというか。大人になりきりたくない自分もいるなみたいな感じで…。結局どれだけ歳をとっても、駄菓子とか、そういうものがずっと大好きな自分がいて、そういう二面性みたいなものを隠さずに出したいなっていう思いがありました。
私はブラックが飲めなくて、カフェラテを頼むんですけど、ミルクたっぷりのカフェラテだけどシュガーレスのものが大好きなんです。
それってなんかすごい中間じゃないですか、砂糖が入っていないものを飲めるようになったのって最近で、それを今の自分に例えて、「Sugarless」をタイトルにしたらおもしろいんじゃないかなって思いました。

――タイトルの付け方がすばらしいですね。今の自分を表していて本当に素敵だと思います。
タイトルを自分で考えたりするのって、歌手でもないから、すごい恥ずかしいです。24歳の私はシュガーレスだったけど、大人になった私はブラックになっているかもしれない(笑)。
――タイトルも含めて、すべてが鳴海さん自身の1冊になっていていいですね。
本当にいろいろわがままを言わせてもらって最高の1冊になったと思います。
――この写真集を発売することで、大きな変化はありましたか。
ちょっとひと区切りじゃないですけど、写真集というずっと目標にしてたものを出せるっていうのもありますし、改めて応援してくださってる方に感謝の気持ちを本を通じて伝えられた、といううれしさはあります。この写真集で、今まで知らなかった部分を皆さんに知っていただいて、その上でさらに自分らしく頑張っていけたらいいなって思います。

――女優として今後の目標を教えてください。
一人でも多くの方に希望を与え続けられるような人になりたい、そういう作品を世に出していきたいとすごく思っています。この気持ちは仕事を始めた20歳の頃からずっと変わらなくて、今も変わってなくて、この先何年経っても、この気持ちは強く持って仕事に臨みたいなって思うので、初心を忘れずに、目の前にある仕事をちゃんと楽しんで、丁寧に噛み締めて前進していくことが今の目標です。
――最後にメッセージをお願いします。
この写真集でしか見られない、等身大の今だけの鳴海唯が詰まっています。私の人となりをこの写真集を通して知ってもらえたらうれしいですね。ありがとうございます。
撮影・取材・文=野木原晃一
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