男子高校生のピュアな恋愛を描いた“なら恋”で共演の日向亘×大倉空人にインタビュー
東京ウォーカー(全国版)
何千カットと撮影した中で、2回だけ監督に本気で褒めていただきました(日向)

――本作の松本花奈監督はお二人と年代も近い監督だったかと思いますが、撮影中に印象的だったことはありますか?
大倉:アドリブの部分などは自由に演じさせてくださって、表情のアップやモノローグが入るシーンでの間の取り方などは何回か撮り直しもしながら、特にこだわって撮影して頂きました。
日向:2人の関係性や心が動くシーンは、特に時間をかけて撮影しました。あと、監督がたまに本気で褒めてくれることがあるんです。あれ、めっちゃうれしくなかった?
大倉:うれしかった!

日向:すごく物腰柔らかい方ですし、「今の良かったと思います」というのはよく言ってくださるんですけど、たまにカットがかかってから「今のお芝居、すっごく良かったです!」とわざわざ言いに来てくださることがあるんです。
大倉:わかるわかる!
日向:僕はそれが2回あったんですけど、空人くんは何回あった?(笑)
大倉:うわ~~!何回だったかな?
日向:この“なら恋”で何百カット、何千カットと撮影しましたけど、僕はその中で2回だけだったんです。何千分の2!

大倉:それでいうと、僕は1回かな。海辺のラストシーンを撮り終わった後に「大倉さん、今のすごく良かったです!ありがとうございます!」と言っていただきました。
日向:僕は仏壇のシーン。天の言葉を聞いている表情が良かったと、僕自身も意外なところを褒めていただけたという記憶があります。
大倉:(悔しそうに)日向くん、2回か~!(笑)
日向:本当にうれしいよね。でも、ちょっと集中力が落ちかけたときを狙って言ってくれてたのかも(笑)。
大倉:ちょっと眠そうなときとかね(笑)。

――それでは改めて、「君となら恋をしてみても」の見どころを教えてください。
日向:高校生のひと夏の思い出を切り取ったような作品で、それぞれの心情も鮮明に描かれていますし、お互いの気持ちがどう変わっていくのかを繊細に演じさせていただきました。そして江の島の風景が本当に綺麗なので、ぜひ注目して見ていただきたいです。そういった部分も含めて、ピュアで明るく心洗われる作品に仕上がっていると思いますので、沢山の方に見ていただきたいですし、僕も見るのが楽しみです!
大倉:この作品は、最初に僕が漫画を読んで感じたとおり、ピュアな2人が2人だけの世界で惹かれ合っていくというのが面白いところだと思います。原作を大好きなファンの皆さんにも楽しんでいただけるような作品を作っていきたいと思いながら、僕たちなりに天と龍司を演じさせていただきました。漫画の世界観、ピュアさやエモさを全力で表現したので、優しいキャラクターたちに触れてほしいなと思っています。
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