【実食レポ】名鉄百貨店の屋上でグツグツ!!旬のカキを思う存分に食べてきた♪
東海ウォーカー
現在、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区)本館・屋上に、「かき小屋 がんがん亭」が期間限定でオープンしている。毎年冬に登場するこの店は、定番メニューの広島産のカキを使った「がんがん焼き」(カキ1kg・10~14個、1940円)をはじめ、旬のカキ料理が楽しめることからサラリーマンを中心に注目を集めている。さらに今年は、「豪快石焼漁師鍋」(3~4人前、3980円)や「かきのラクレットチーズかけ」(カキ4個 880円)など新メニューも登場。そんな注目店を、海鮮食材をこよなく愛するも、カキ小屋に行くのは初めて!というライター・矢野が取材してきた!
ワイワイ!ガヤガヤ!!活気あふれる店内

黄色い提灯の明かりが灯る店内。がんがん焼きには欠かせない軍手や、イラストを使った“注意ガキ”など賑やかな装飾が特徴だ。席はビールケース仕様の席とテーブル席の2種類。店内にはハンガーラック、各席には荷物入れがあるほか、スタッフ言えばブランケットを貸してくれるなど特に女性にはうれしい心遣いが感じられた。

まず最初に注文したのは、店名の由来にもなっている「がんがん焼き」。ここに来たら絶対に食べるべきメニューだ。オーダーが終わるとすぐに、コンロと銀色に輝く大きな缶が登場。コンロに火をつけ、タイマーを10分間にセットした缶を蒸し焼きに。フタの中央には、丸く穴が開いており、そこから湯気が立つ。私はただただタイマーを見続けて時間が過ぎるのを待った。

残り1分になるころ、スタッフがやってきて、食べ方の説明をしてくれた。利き手とは逆の手に1枚の軍手をはめ、さらにその上にビニール手袋を重ねるとのこと。これなら水気で軍手がベタベタにならず、軍手の取り外しも簡単に行える。
そして、待ちに待ったご対面の瞬間!

フタをあけると礒の香りがフワリと広がり、玉手箱のように煙の中から、見るからにアッツアツのカキが!ダシ汁がこぼれないようにそーっと掴んで、利き手には専用のカキナイフを持つ。殻の隙間にナイフを滑り込ませ蓋を開く。

熱々のうちに召し上がれ!ただし猫舌は注意!!

殻いっぱいに詰まった身はプリッと引き締まっており、しっかりとカキのダシが感じられる。何もつけなくてもそのままの塩味がちょうどいい。身を食べた後は、殻に残ったカキ汁をすする。10分間蒸したことによって出だダシは濃く、口いっぱいにカキの旨味が広がる。カキの味付けは料理酒と水のみ。それを特注の「がんがん焼き」専用の缶で蒸すことで、カキ本来が持つ旨味を十分に引き出しそのまま味わうことができるらしい。


前述ではそのまま食べてもおいしいと語ったが、テーブルに置いてある「かき醤油」をかけて食べるのもいい。ただ私のイチオシは、レモン汁をかけて食べ方だ。これまでの濃厚な味から一変して、さっぱりと味わうことができる。そろそろお腹いっぱいになってきたなと感じたらに、ぜひ試してほしい。
意外な組み合わせ?カキ×チーズの新メニュー
オープニング限定メニューで2017年10月27日(金)から11月30日(木)まで1日30食限定(ランチ・ディナー 各15食)で、「かきのラクレットチーズかけ」(かき4個 880円)が食べられると知り、こちらも追加で実食。

とろ~りとしたチーズとカキの組み合わせは、初めてで意外(!?)と思いきや、ピッタリの組み合わせだった。さっきまで食べていた「がんがん焼き」と印象がガラリと変わり、一気に洋風な味に変身。チーズを合わせることにより、クリーミーさが増した優しい味わいを感じられる。1日数量限定メニューなので、注文できるタイミングであれば、見逃さずに食べて欲しい一品だ。
今年で3年目のオープンとなる「がんがん亭」。去年よりメニューの質も向上し、毎年来ているリピーターも飽きさせない。はじめていく人も、リピーターも満足できること間違いなし。もちろん、海鮮好きの私も満面の笑みで店を後にした。この記事で「おいしそう」と感じてくれた人は、ぜひ名古屋の屋上で旬のカキを楽しんでみて!!【東海ウォーカー/矢野杏月】
矢野杏月
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