今週末いち早く桜が楽しめそうな桜名所(3月20日・21日・22日)
東京ウォーカー(全国版)
目次
- 【関東・東京都】六義園の桜 / 流れ落ちる滝のようなしだれ桜は必見
- 【関東・東京都】小石川後楽園の桜 / 多彩な桜が楽しめる、水戸徳川家上屋敷の庭園
- 【関東・埼玉県】鉢形城の桜・エドヒガン(氏邦桜) / 樹齢150年を超える巨木が艶やかに咲き誇る姿は見事
- 【甲信越・山梨県】身延山久遠寺の桜 / 樹齢400年のしだれ桜が咲く日蓮宗総本山
- 【甲信越・山梨県】原間のイトザクラ / 優雅に枝を広げる迫力の一本しだれ桜
- 【東海・静岡県】三嶋大社の桜 / 御本殿へと続く参道、200本の桜が迎えてくれる
- 【東海・愛知県】木曽川堤の桜 / 樹齢100年を超える見事な桜並木が続く
- 【四国・愛媛県】松山城(城山公園)の桜 / 四季を通じて楽しめる松山城
- 【四国・高知県】牧野公園の桜 / 牧野博士ゆかりの桜の名所
- 【四国・高知県】ひょうたん桜公園の桜 / 県の天然記念物にも指定されているひょうたん桜
- 【中国・広島県】ひろしま遊学の森 広島県緑化センター さくら通りの桜 / 早咲きから遅咲きまで約60品種の桜が咲き乱れる
- 【九州・佐賀県】宝珠寺の桜 / 樹齢約100年のヒメシダレザクラ
- 【九州・熊本県】市房ダム湖周辺の桜 / 約13キロにわたり桜が咲き誇る熊本県下有数の桜の名所
- 【九州・熊本県】水前寺成趣園の桜 / 歴史ある庭園に咲き誇る桜
3月16日に高知や岐阜、甲府でソメイヨシノの開花が観測され、3月19日には東京でも開花が発表されるなど、2026年の桜シーズンが到来。そんななか、標本木よりも早く開花を迎えている桜の名所も少なくない。今回は、すでに咲き始めとなっている全国のお花見スポットをピックアップして紹介する。
※各スポットの見頃は2026年3月18日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※写真は2025年以前のものです
【関東・東京都】六義園の桜 / 流れ落ちる滝のようなしだれ桜は必見
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
六義園(りくぎえん)は、第5代将軍徳川綱吉の側用人、柳澤吉保が造った和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園で、1953年(昭和28年)に国の特別名勝に指定された。六義園のシンボルともいえるしだれ桜は、高さ約15メートル、幅は20メートルにもおよび、夜空に浮かび上がる姿は見応え十分。
六義園の春の風物詩として親しまれている「春夜の六義園 夜間特別観賞」は、3月18日から3月24日(火)の開催を予定している。普段は入園できない夜間(期間中毎日18時30分~21時)、しだれ桜を中心に、六義園の主景観のひとつである中の島、吟花亭跡、水香江(すいこうのえ)など各スポットをライトアップする。入場には夜間特別観賞券が必要。
【関東・東京都】小石川後楽園の桜 / 多彩な桜が楽しめる、水戸徳川家上屋敷の庭園
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
小石川後楽園は都内に現存する大名庭園の中で最も古く、江戸期の庭園として典型的な回遊式築山泉水庭園。1629年(寛永6年)に水戸徳川家初代藩主・頼房が造成し、2代藩主・光圀(水戸黄門)の代に完成した。「海・山・川・田園」に見立てた起伏に富んだ景観の中に、日本と中国の景勝地が数多く展開する和漢の調和が美しい庭園。いまなお秀れた景観を維持しており、特別史跡及び特別名勝として国の文化財に指定されている。
田園の風景が表現されている花菖蒲田付近では、花を咲かせた山桜がのどかな雰囲気に彩りを添える。春の到来を感じさせる新緑と薄桃色のコントラストが美しく、花見におすすめのスポットだ。
【関東・埼玉県】鉢形城の桜・エドヒガン(氏邦桜) / 樹齢150年を超える巨木が艶やかに咲き誇る姿は見事
色づき状況:5分咲き(※2026年3月18日現在)
推定樹齢150年を超えるエドヒガン。樹高18メートル、枝張りは東西23.5メートル、南北21.8メートル、全体の根回り6.5メートルにおよぶ。2017年(平成29年)に、より親しめるよう愛称を募集し、鉢形城(はちがたじょう)主北条氏邦の名にちなみ「氏邦桜(うじくにざくら)」となった。2026年3月20日(祝)から4月5日(日)の17時30分~20時30分には、ライトアップも行われる予定だ。
【甲信越・山梨県】身延山久遠寺の桜 / 樹齢400年のしだれ桜が咲く日蓮宗総本山
色づき状況:5分咲き(※2026年3月18日現在)
山梨県南巨摩郡身延町に位置する歴史深い寺院で、鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれた日蓮宗の総本山。春になると境内を彩る桜が美しい景観を作り出す。久遠寺境内にある樹齢400年と伝わる2本のしだれ桜は、大きく垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンクの花をつけるほか、西谷エリアでは、樹齢約200~300年の約50本の桜が咲き誇る。
【甲信越・山梨県】原間のイトザクラ / 優雅に枝を広げる迫力の一本しだれ桜
色づき状況:5分咲き(※2026年3月18日現在)
山梨県南巨摩郡南部町本郷にある原間のイトザクラは、旧法眼寺境内に咲く樹齢150年以上の巨木で、南部町の天然記念物に指定されている桜だ。四方に枝を大きく広げた堂々とした姿が特徴的で、細長い枝が地面に届くほど垂れ下がり、風に揺れる様子は優美。例年、3月下旬から4月上旬が見頃で、ひと目見ようと見物客が大勢訪れる。また、徒歩圏内には「本郷の千年桜」があり、それぞれの個性を堪能できるのも魅力。
【東海・静岡県】三嶋大社の桜 / 御本殿へと続く参道、200本の桜が迎えてくれる
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
静岡県三島市の桜の名所として知られる三嶋大社。境内には約15種200本の桜が植えられ、河津桜が2月中旬に咲き始め、4月中旬の八重桜まで、長い期間にわたって桜を楽しむことができる。御本殿へと続く参道では桜のトンネル、神池沿いではしだれ桜が優美な景観を作り出す。見頃は3月下旬から4月上旬で、開花期間中は夜桜もあるので、昼夜を問わず楽しめる。
【東海・愛知県】木曽川堤の桜 / 樹齢100年を超える見事な桜並木が続く
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
木曽川提の桜は、国の名勝天然記念物に指定されている。138タワーパーク沿いの木曽川堤に、樹齢100年を超える見事な桜並木が約4キロ続く。1885年(明治18年)に堤防一帯に桜が植栽され、現在は600本以上の彼岸桜、しだれ桜を中心とした古木が堤防を覆うように咲く。
例年、3月下旬~4月上旬頃が桜の見頃の時期となり、満開の桜で堤が淡いピンク色に染まり、訪れる人々を魅了する。また、2026年3月14日から4月5日(日)の期間は「138タワーパークさくら祭り」が開催。
【四国・愛媛県】松山城(城山公園)の桜 / 四季を通じて楽しめる松山城
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
松山城は四季を通じて訪れる市民や観光客も多く、春は桜の名所として花見客でにぎわう。江戸時代までに建てられた天守を満開の桜が彩る。本丸広場では桜と天守を一緒に鑑賞できる。ソメイヨシノをはじめ、早咲きの椿寒桜や遅咲きの大島桜、塩釜桜、牡丹桜など約200本が次々に開花し、比較的長期にわたり花見を楽しめる。また、眺望も抜群で瀬戸内の島々が見える。天守へは山の8合目まで運行するロープウェイ・リフト(有料)を利用すると便利(リフトは雨天時運休)。
【四国・高知県】牧野公園の桜 / 牧野博士ゆかりの桜の名所
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
現在の高知県高岡郡佐川町出身の植物学者、牧野富太郎から送られたソメイヨシノの苗を植えたことをきっかけに桜の名所として整備された公園。牧野博士が命名した大島桜をはじめ、河津桜、薄墨桜、山桜などさまざまな品種の桜が咲き誇る。また、牧野博士のゆかりの植物約400種類の山野草や、ツツジなど多くの草木が植栽され、来訪者を出迎える。山の中腹には牧野博士の墓があり、佐川町の偉人を偲ぶことができる。
桜が見頃となる3月下旬から4月上旬にかけて、ぼんぼりに灯された夜桜も楽しめる。2026年3月19日から4月7日(火)は「牧野公園さくら祭り2026」が開催予定だ。
【四国・高知県】ひょうたん桜公園の桜 / 県の天然記念物にも指定されているひょうたん桜
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
樹齢約500年、樹高約21メートル、根元廻り約6メートル、県の天然記念物にも指定されている桜の古木。学名はエドヒガンだが、花の萼筒(がくとう)下部が球状に膨らみ、横から見るとひょうたんの形をしていることから、ひょうたん桜と呼ばれるようになった。大崎からひょうたん桜までの道のりは3.5キロ。
【中国・広島県】ひろしま遊学の森 広島県緑化センター さくら通りの桜 / 早咲きから遅咲きまで約60品種の桜が咲き乱れる
色づき状況:5分咲き(※2026年3月18日現在)
標高差500メートル、125万平方メートルの山の中に広大な敷地を有する公園。野生、植栽を含め約60品種800本の桜が見られる。正面ゲートからおよそ3キロのレストハウス周辺から第5駐車場にかけての400メートル(さくら通り)にわたって桜並木がある。品種は、早咲きの寒桜、河津桜をはじめ、スタンダードなソメイヨシノや、八重紅枝垂をはじめとするしだれ桜、また遅咲きの八重桜である関山、紅普賢、御衣黄などがある。
2026年のさくら祭りの期間は3月20日(祝)から4月19日(日)で、八重桜の見頃の時期にあたる4月12日(日)には「さくら祭りお楽しみイベント~八重ざくらを楽しもう」を開催予定。
【九州・佐賀県】宝珠寺の桜 / 樹齢約100年のヒメシダレザクラ
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
宝珠寺の桜は、山里にひっそりと隠れたように立つ1本桜。樹齢約100年の古木で、樹高8メートル、幹回り1.2メートル、枝張りは15メートルあり、淡いピンクから白へと花の色を変えていく。佐賀県の名木古木百選に選ばれており、桜の開花は例年3月中旬から3月下旬頃に見頃を迎え、多くの見物客が訪れる。隣接する麦田が青々と葉を伸ばしている時期には、ヒメシダレザクラの背後の土器山(ドキヤマ)や囲りの山里の風景ともあわせて、ピンクの桜の色合いがより際立ち、美しさを増す。
【九州・熊本県】市房ダム湖周辺の桜 / 約13キロにわたり桜が咲き誇る熊本県下有数の桜の名所
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
日本三大急流・球磨川の源流に位置する熊本県水上村。市房ダムは、球磨川を整備して造られたダムで、清流により育んだ豊かな森の息遣いや、市房山の四季折々の表情を味わえる山紫水明の地だ。春になると市房ダム湖の周囲約13キロにわたり桜が咲き誇る。一万本桜と呼ばれ、熊本県下有数の桜の名所として知られる。2026年3月21日(土)・22日(日)には、「第55回湯山温泉 桜まつり」が開催。
【九州・熊本県】水前寺成趣園の桜 / 歴史ある庭園に咲き誇る桜
色づき状況:咲き始め(※2026年3月18日現在)
水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)は、平成の名水百選に認定された水前寺江津湖湧水群の湧水池を中心に作庭された回遊式庭園。園内にある桜の広場では、ピンクがかった約150本の桜が咲き乱れる。築山、浮石、松などを優雅に散策しながら、美しい眺めを楽しむことができる。例年の見頃は3月下旬~4月上旬。また、2026年3月28日(土)・29日(日)に「水前寺成趣園まつり」を開催予定だ。
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