プラネタリウム『かっぱのおさらは春の星空』

ある春の夜、かっぱのカパすけがきゅうりをかじりながら夜桜を眺めていると、空から春の星座「おとめ座」が落ちてきた。「おとめ座」は春の夜空でうたたねしてしまい、手に持っていた麦の穂先の星「スピカ」を落としてしまったという。カパすけはおとめ座と一緒に、きゅうりを食べながらお花見をし、おとめ座はきゅうりのお礼にと、頭のお皿に宇宙の水を注いでやった。そのお水は宇宙の星空を映すことのできる不思議なお水で――。眼前に広がる満点の星空と愉快なストーリーが楽しめる。