総合開館30周年記念 ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ

ポルトガルの映画監督ペドロ・コスタの、日本国内最大規模かつ東京では初の美術館での個展。映像作品を展覧会形式で体験できる今回の展示では、映画『ヴァンダの部屋』などの撮影時の素材を用いたビデオインスタレーション《少年という男、少女という女》、映画『溶岩の家』を引用した《火の娘たち》、さらに映画『ホース・マネー』の音楽シーンから構成された新作映像作品などを鑑賞することができる。会期中には1階ホールで関連上映プログラムも実施され、本展に合わせペドロ・コスタが自ら選び構成した11本(予定)の映画と、コスタの代表作が特別上映される。