柞原八幡宮 仲秋祭・浜の市 花火大会

柞原八幡宮の仲秋祭・浜の市は、大分市で9月14日から17日にかけて開催される伝統的な祭り。15日(日)には、かんたん港で花火が打ち上げられ、約10分間にわたって夜空を彩る。鎌倉時代初期に大友能直が豊後国守護となった時代に始まり、現在まで続いている。仲秋祭は「放生会神事」に由来し、別名「浜の市」とも呼ばれる。初日には、氏子たちが奏でる渡り拍子に合わせて、三基の神輿が御旅所の仮宮に渡御する。17日(火)の「放生会の神事」では、生き物に感謝し、解き放つ儀式が行われる。神楽などの神賑行事が奉納され、境内には盛大な市が立ち並ぶ。さらに、祭りの期間中には、藩主の座布団を模した「しきし餅」などの名物も販売され、多くの人々でにぎわいを見せる。