「夢の国」の事業や株価動向も解説!公認会計士くろいが“オリエンタルランド”を探る

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア
ニコニコチャンネル「公認会計士くろい 楽しく学ぶ最強の会計講座」第5回も好評。

公認会計士でYouTuberのくろい氏が会計についてわかりやすく解説し、実践的な会計の知識を伝授する ニコニコチャンネル「公認会計士くろい 楽しく学ぶ最強の会計講座」 。第5回目は株式会社オリエンタルランドの2022年3月期 第3四半期決算情報について、前半では「事業内容」や「市場」「決算サマリー」を、後半では「業績推移」「詳細分析」について講義した。

【写真】オリエンタルランドの業績について深堀り


くろい氏ははじめにオリエンタルランドの事業内容について解説。「ディズニーランド、ディズニーシー、テーマパーク駐車場のテーマパーク事業があります。大きな事業としてはあと2つありますが、一体なんでしょう?」と質問すると「鉄道!」「グッズ販売」など視聴者から続々と返答。

「まずはホテル事業です。東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ミラコスタ、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーセレブレーションホテルの4つがあります。4月5日には東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルがオープンしましたね。私はトイ・ストーリーを見たことがないのですが、映画の世界観を表現しているそうです。あと1つのその他事業には別会社でグッズ販売を行うイクスピアリ、鉄道事業のディズニーリゾートライン、映画館のアンフィシアターが入ります」と説明。

またオリエンタルランドを含むテーマパーク全体の国内市場規模2206億円については「前回のゲーム市場2兆円に比べるとちょっと小さいですね。国内にはレジャー施設を運営している会社があまりないからです」とその理由を分析。オリエンタルランドの時価総額が国内10位であることにも触れ、くろい氏は「オリエンタルランドのように現金で稼いでいる企業がトップ10に入っていることに驚きました」と率直な感想を述べた。

【写真】オリエンタルランドの業績について深堀り


後半では、決算書から見るオリエンタルランドの動向について解説。まずは売上について「2019年3月期は5256億円と過去最高の売上高を出しています。これは35周年記念でイベントを大々的に行ったからだと考えられます。その後2020年3月期までは“美女と野獣”、“ベイマックス”の新しいアトラクションも完成し、売上は順調でしたが、コロナの影響を受けて2020年4〜6月は売上が激減しました。そこからなんとか持ちこたえて、現在は徐々に盛り返しています」と説明。

また2021年12月31日時点のB/S(貸借対照表)を提示し「資産の部、負債の部を見てみましょう。どこがポイントかわかりますか?正解は固定負債が多いことです」とくろい氏。

  1. 1
  2. 2

この記事の画像一覧(全5枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る