現役女子大生タレント・中川紅葉が「大学生」という肩書きについて考える/ココロすっぴん#2

2022年11月16日 18:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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【写真を見る】現役女子大生タレントの中川紅葉さん 撮影=千葉タイチ/スタイリスト=稲葉有理奈(KIND)/ヘア&メーク=加藤志穂(PEACE MONKEY)

青山学院大学に在学する現役女子大生で、演技やバラエティなどマルチに活躍している中川紅葉さんによるエッセイ連載「ココロすっぴん」。かなりの読書家で、大学生・タレント・インフルエンサーなどのさまざまな顔を持つ彼女が日々感じたことを、忖度なく書き綴ります。第2回のテーマは、「大学生」という肩書きについて思うこと。

#2「学生という必殺技」

1回目が公開されてから、いろんな感想をいただきました。とっても嬉しい…ありがとうございます。「そう!それが伝わってて良かった…!」なメッセージが9割、刺激になるお言葉が1割。しっかりと受け止めました。と言いつつも、2回目で既に足踏み状態。 せっかく素敵な反応をいただいたのに、それを下回りたくないのです。 カッコつけず書くとはいえ、「普通じゃん」と済まされてしまわないか心配しています。人間だもん〜。

中川紅葉さんのエッセイ連載「ココロすっぴん」 撮影=千葉タイチ/スタイリスト=稲葉有理奈(KIND)/ヘア&メーク=加藤志穂(PEACE MONKEY)

さて今回は、あえて話そうとしてこなかった学生生活について。

中学生でドラムを始めた頃、 私の将来の夢は「バンドでMステに出ること」でした。 高校時代に学外で組んでいたバンドは受験を理由に解散。メンバーを探すためにと軽音サークルが有名な大学を探し、青学に進学しました。今考えても、この青くて安直な考えは間違ってなかったなと思います(笑)。

ところが大学1年生になってから気がつくのです。私はサークルの新歓にすら行けない、とびっきりのビビりだと。

大学に行けばすぐに世界が変わると思っていたけれど、入学から1カ月半経ったのに恐ろしいほど何も始まっていない状態に焦っていました。もし仮にメンバーがすぐに見つかったとして、 何の肩書きもない大学1年生のライブに足を運んでくれる人はどれくらいいるだろう? そんな時に見つけたのが、自分とは無縁だと思っていたミスコン出場の募集でした。

それまでは、 「バンド活動以外で自分に興味を持った人がライブに来てくれても、それは純粋なバンドのファンじゃないじゃん」 なんてロック(?)なことを言ったりもしていました。でも、何かキッカケが欲しい、この焦りをなくしたい。当時の私は何か運命を感じ、これしかない!とミスコンに出場することにしました。

 撮影=千葉タイチ/スタイリスト=稲葉有理奈(KIND)/ヘア&メーク=加藤志穂(PEACE MONKEY)

全く知らないミスコンの世界で奮闘した結果、念願叶って音楽系の事務所に入ることができたものの、メンバーも揃っていない状態ですぐにバンド活動を始められるわけもなく。 単独で芸能活動をするために、ミスコンに出たんだっけ? すべては音楽のためで、まずは自分を知ってもらいたくて挑戦したはずなのに、むしろ自ら夢を遠ざけてしまったように感じていたのです。

でも最近になって思うのは、誰かに見てもらう機会や面白いと思ってもらえる入口は多ければ多いほど良いかも、ということ。それはミスコンでもバンド以外のお仕事でもSNSでも何でもよくて、 「この人が気になる」という方が増えれば夢に近づけるのでは? と思えるようになっていました。

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