【福岡うどん愛】ホロリと柔らかい至福の国産牛がたっぷり!小倉名物を博多に持ち込んだ「肉ちゃんうどん」

2017年9月29日 10:45更新

九州ウォーカー

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博多区千代町の千鳥橋病院近くに佇む「肉ちゃんうどん」。小倉出身の主人が地元発祥の「小倉肉うどん」の味を博多の人にも知ってもらいたいと、修業を積み2005(平成17)年にオープンさせた。

「小倉肉うどん」の味・スタイルを継承

口の中でホロリとほどける牛肉と、ショウガ、糸島産のネギが入った「肉うどん」(670円)。ショウガ、ネギは無料で増量できる。うどん店では珍しい「替玉」(100円)もあり

「小倉肉うどん」とは、戦後に北九州市小倉で誕生したうどんの名称。魚介のダシがきいた黒いスープに太い麺、その上に角切りの牛肉とたっぷりのショウガをのせるのが特徴だ。数年前まで福岡市内ではあまり浸透していなかったが、現在はその「小倉肉うどん」のスタイルをベースにした肉うどんを出す店が点在。その先駆けといわれているのが、ここ「肉ちゃんうどん」だ。

中央に、「小倉肉うどん」の象徴であるショウガをのせる

ほんのり甘辛いダシで煮込んだ九州産黒毛和牛がたっぷり

「小倉肉うどん」のスタイルを守りつつ、独自に改良した看板の「肉うどん」は1杯670円。ほかのうどん店に比べて、若干高く感じるかもしれないが、それには理由がある。肉ちゃんうどんでは、「高くても丁寧に下処理されたおいしい肉しか使わない」と国産牛にこだわっているのだ。肉の種類は日替りだが、そのほとんどが九州産の黒毛和牛だという。

その日使う肉は、店内のポスターで開示する

下ゆでして丁寧にアクをとった肉は、サイコロ状にカットし、醤油ベースのダシで煮込んでいく。じっくり時間をかけるため、箸を入れるとホロリとほどけるほど柔らかい。一口噛めばほんのり甘辛いダシと肉の旨味が口の中でとろけて、思わず笑みがこぼれてしまう。

昆布やシイタケなどでとったダシと、肉を煮た汁を合わせて作るスープは、一見辛そうに見えるが意外にもあっさり。また、山盛りにのったショウガが絶妙で全体の味をスッキリとまとめてくれる。もっちりした太麺との相性も抜群だ。

若い女性客からサラリーマン、小さな子連れの家族まで幅広い層が訪れる

「透き通ったうどんスープが主流の博多で、黒いスープの肉うどんを受け入れてもらうまでには、結構時間がかかったんですよ」と下田さん。現在は、千代本店だけでなく、大野城店、博多南店、博多南2号店、JR姪浜駅前店、熊本店と、幅広く展開し、多くの人に愛されている。
【九州ウォーカー編集部/文=浅原麻希(シーアール)、撮影=本田純一】
浅原麻希(シーアール)

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