浅草で話題沸騰中のヘルシー油そば。その意外すぎるルーツとは?

2018年7月28日 18:00更新

東京ウォーカー 取材・文=河合哲治郎/撮影=岩堀和彦

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東京・浅草にある「オリーブ油そば 三六」。イタリア産のエキストラヴァージンオリーブオイルを使用したヘルシーな油そばが話題で、男性はもちろん、女性からも高い支持を集めている。そのメニューはいかにして生まれたのか?

共同オーナーの堅物昌宏さん。浅草・雷門でバー「Zu-Lu」も営んでいて、オリーブ油そばは同店の裏メニューとして考案した

共同オーナーの堅物昌宏さん。浅草・雷門でバー「Zu-Lu」も営んでいて、オリーブ油そばは同店の裏メニューとして考案した

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オーナーは浅草で15年間バーを営むバーテンダー

今やすっかり認知され、専門店も増え続けている油そば。しかし、オリーブオイルに特化した油そばの専門店は、これまでありそうでなかった。それを考案したのが、共同オーナーの1人、監物(けんもつ)昌宏さんだ。

監物さんはバーテンダーで、赤坂や六本木などで腕を磨ぎ、約15年前に浅草に自らのバー「Zu-Lu(ズール)」をオープンさせた。また、イタリアンの経験もあり、それを生かした料理も評判を呼び、店は繁盛していった。そんなある日、「何かシメの料理を作ってほしい」という客のリクエストに応えて出したのが、オリーブオイルを使った油そばだった。

「考案したのは8年くらい前です。当時僕自身がラーメンにハマっていて、飲んだあとでもさっぱり食べられるということで、オリーブオイルを使ったイタリア風の油そばを思いつきました」(堅物さん)。

以来、「オリーブオイル100%の油そば」は同店の人気メニューとなり、長らく愛され続けていった。それから8年後、転機が訪れる。浅草で別の飲食店を営む知人から、「手頃な物件があるので、一緒に店をやらないか」と誘われたのだ。

「オリーブ油そばには自信があったので、いつかは専門店を開きたいと思っていた」という監物さんにとっては渡りに船。こうして2018年5月16日に「オリーブ油そば 三六」をオープンさせた。

【写真を見る】辛党におすすめの「スパイシーオリーブ油そば」(850円)。唐辛子や山椒、カルダモンなど5種を配合した特製スパイスが決め手

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パクチーやチーズなど、トッピングも豊富!

一番のこだわりはなんといってもオリーブオイル。イタリアの老舗メーカー「ピエトロ・コリチェッリ」のエキストラヴァージンオリーブオイルのみを使っている。オリーブオイルの鮮度を表す酸度が極めて低く、風味がとにかく豊か。さらにオレイン酸やポリフェノールなども豊富で体に優しい。

また、自家製の醬油ダレも自慢。兵庫の老舗メーカー「ヒガシマル醬油」の「特選丸大豆うすくちしょうゆ」がベースで、魚介ダシや白ワインを加えることで旨味が増し、オリーブオイルとの相性も抜群だ。

基本のメニューは「オリーブ油そば」(750円)と「スパイシーオリーブ油そば」(850円)の2種だが、豊富なトッピングをかけ合わせることでカスタマイズもできる。

一番人気は「粉チーズ」(100円)。香り豊かなパルメザンチーズでまろやかな味わい。さらに「温玉」(100円)と黒コショウ(無料)も加えると、カルボナーラ風に。

そして女性に人気が高いのが「パクチー」(200円)。こちらは清涼感が増し、イタリア風の油そばが一転して、アジア風に変わるのがおもしろい。

そのほか、唐辛子オイルやアップルビネガーをはじめ、卓上調味料も多彩なので、いろいろと試して自分好みの味を楽しもう!

麺は国産小麦100%で作った中太ストレート。モッチリと歯応えがあり、噛むほどに小麦の風味が広がる。並(150g)と大(225g)が同料金

麺は国産小麦100%で作った中太ストレート。モッチリと歯応えがあり、噛むほどに小麦の風味が広がる。並(150g)と大(225g)が同料金

多彩なトッピングがそろう。さっぱり派には「酢漬け玉ネギ」(100円・中列左)、こってり派には「ニンニクオイル」(100円・後列右)もおすすめ

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卓上にはアップルビネガーや唐辛子オイルなどの調味料も各種用意。濃い味が好みの人は醬油ダレで調整を。刻みタマネギも無料で入れ放題!

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ガッツリ派は「オリーブ油そば」(750円)と「三六丼」(350円)をセットで。油そばの残ったタレに「白飯」(100円)を入れてシメるのも人気

ガッツリ派は「オリーブ油そば」(750円)と「三六丼」(350円)をセットで。油そばの残ったタレに「白飯」(100円)を入れてシメるのも人気

国際通りから一本入った通り沿い。濃紺の布看板が目を引く。最寄り駅はつくばエクスプレスの浅草駅で徒歩7分ほど

国際通りから一本入った通り沿い。濃紺の布看板が目を引く。最寄り駅はつくばエクスプレスの浅草駅で徒歩7分ほど

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