ラー博卒業から約2か月。「すみれ 横浜店」が2月13日に野毛町で復活オープン!

2019年2月13日 10:11更新

横浜ウォーカー 横浜ウォーカー編集部

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札幌で3店舗を展開している味噌ラーメンの名店「すみれ」。その道外唯一の支店が「新横浜ラーメン博物館」にあったが、2018年12月2日をもって惜しまれつつ卒業した。行列が絶えない人気店だったため、“すみれロス”に陥ったファンも多かったと思うが、そんな人たちに朗報。2019年2月13日に横浜・野毛町で電撃復活を果たしたのだ。

ファンの声に応え、第二の故郷・横浜で待望の路面店をオープン

「味噌ラーメン」(900円)。スープの表面にはラードの膜が張られていて最後まで熱々。こってりと濃厚だが、生姜が効き後味はサッパリ

「味噌ラーメン」(900円)。スープの表面にはラードの膜が張られていて最後まで熱々。こってりと濃厚だが、生姜が効き後味はサッパリ
(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

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「すみれ」の創業は1964年。初代店主の村中明子氏が札幌・中の島で開いた「純連(すみれ)」がルーツで、1989年に明子氏の三男・伸宜氏が後を継ぎ、屋号を平仮名の「すみれ」に改め、札幌ラーメン界をけん引してきた。

そしてさらなる転機となったのが1994年。その年にオープンした日本初のラーメン複合施設「新横浜ラーメン博物館」に出店し、その存在は関東でも広く知られるようになった。その後2004年に一度は卒業したが、2012年に再出店。2018年12月までトータル15年以上に渡って横浜でも愛されてきた。

「横浜はもはや『すみれ』の第二の故郷。『ラーメン博物館』を卒業しても、営業を続けてほしいというお客様の声を多数いただいたので路面店を出すことにしました」と、今回の復活オープンに至ったいきさつを店主の村中伸宜氏は説明してくれた。

「本店と変わらぬ味をお楽しみください」と店主の村中伸宜氏。今後は期間限定ラーメンも出していくそうなのでそちらも見逃せない

「本店と変わらぬ味をお楽しみください」と店主の村中伸宜氏。今後は期間限定ラーメンも出していくそうなのでそちらも見逃せない(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

2017年に麺を切り替えるなど、今なお進化し続ける!

「すみれ」の代名詞が「味噌ラーメン」(900円)。豚骨ベースの味噌スープをラードとニンニク、野菜と一緒に中華鍋で炒める一杯は、創業以来変わらない伝統の味だが、実は時代に合わせて日々進化させている。

その一つが麺。創業から50年以上に渡り、札幌の老舗製麺所「森住製麺」のものを使っていたが、2017年から「西山製麺」に切り替えたのだ。長年の盟友と袂を分かった理由を村中氏は「よりおいしいラーメンにするため」とキッパリ言い切った。

新たな麺は「西山製麺」が「すみれ」のためだけに開発した特注で、その名も「特製33丸(すみれ)麺」。香りと風味豊かな北海道産の高級小麦をメインに、あえてややクセのある外国産の小麦をブレンドすることで濃厚味噌スープに負けない個性を追求した。熱々のスープと合わせてもシコシコとした食感と卵麺ならではの風味がしっかりと伝わる。

味噌ダレやスープ、チャーシューなども然り。それぞれ常に改良を重ね、ブラッシュアップさせている。また、設備面も路面店になったことで充実。「厨房が広く、設備も整っているので、札幌の『すみれ』と変わらない味に仕上げることができました」と村中氏。

「西山製麺」と共同開発した「特製33丸(すみれ)麺」。卵を練り込んでいて、麺自体の味がしっかり。縮れ麺でスープとよく絡む

「西山製麺」と共同開発した「特製33丸(すみれ)麺」。卵を練り込んでいて、麺自体の味がしっかり。縮れ麺でスープとよく絡む(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

味の決め手となる味噌。北海道の白味噌を一度焼くことで香ばしさを出している。詳しいレシピは非公開の門外不出の味

味の決め手となる味噌。北海道の白味噌を一度焼くことで香ばしさを出している。詳しいレシピは非公開の門外不出の味(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

スープは豚骨のみを約6時間かけて丁寧に煮込んだ清湯(チンタン/写真)と、魚介ダシを別の寸胴で炊いてから合わせるダブルスープ

スープは豚骨のみを約6時間かけて丁寧に煮込んだ清湯(チンタン/写真)と、魚介ダシを別の寸胴で炊いてから合わせるダブルスープ(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

中華鍋で調理するのが札幌味噌の手法。ラードとニンニクにモヤシや豚挽肉、タマネギを強火で炒め、味噌スープを合わせて仕上げる

中華鍋で調理するのが札幌味噌の手法。ラードとニンニクにモヤシや豚挽肉、タマネギを強火で炒め、味噌スープを合わせて仕上げる(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

さらに、店舗2階には「BAR nob」を併設(2019年3月30日オープン予定)。60分2,000円で焼酎やハイボールなどが飲み放題に。シメのラーメン(別途有料)も食べられるそうで、酒場激戦区・野毛町の新たな名所になりそうだ。

【ラーメンデータ】<麺>中太/角/縮れ <スープ>タレ:味噌 仕上油:ラード 種類:豚骨・魚介(煮干し)

チャーシューはスープの味を損なわないよう塩ダレで味付け。以前は「味噌ラーメン」はサイの目切りだったが、現在は通常切りに

チャーシューはスープの味を損なわないよう塩ダレで味付け。以前は「味噌ラーメン」はサイの目切りだったが、現在は通常切りに(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

【写真を見る】「正油ラーメン」(900円)。煮詰めて旨味を凝縮させた醤油ダレを使用。濃い目の味付けであとを引く。具はチャーシューなどのほか、カマボコも

【写真を見る】「正油ラーメン」(900円)。煮詰めて旨味を凝縮させた醤油ダレを使用。濃い目の味付けであとを引く。具はチャーシューなどのほか、カマボコも(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

■すみれ 横浜店 住所:神奈川県横浜市中区野毛町1-26-5 野毛サーク1F 電話:045-315-2252 時間:11:30~15:30、17:00~22:00(各LO)休み:不定休(※2019年3月から木曜定休) 座席:28席(カウンター10、テーブル18) ※禁煙 駐車場:なし アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅南2B出口より徒歩2分、JR桜木町駅西口より徒歩5分

野毛中央通りから一本脇道に入った場所にある。オープンを祝したたくさんの花輪が注目の高さを物語っている。2階は系列のバーに

野毛中央通りから一本脇道に入った場所にある。オープンを祝したたくさんの花輪が注目の高さを物語っている。2階は系列のバーに(C)KADOKAWA 撮影= 宮川朋久

【取材・文=河合哲治郎/撮影=宮川朋久】

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