マツコも注目!「間借りカレー」がトレンドに。人気店実食レポ

2018年6月2日 11:23更新

東京ウォーカー 取材・文=河合哲治郎/撮影=岩堀和彦

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今カレー界でトレンドになっているのが“間借り営業”。特定の店舗を持たず、別の店を営業時間外に間借りして実験的に営業するスタイルで、そこで経験を積んだのちに自分の店を構える店主も多い。東京・戸越にある「ストン」もそんな一つだ。

国道1号線沿いで五反田駅からは徒歩15分ほど。入口は大きなガラス張りで明るい雰囲気。向かって左手はテイクアウト専用の窓だ

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約1年の“間借り”期間を経て、満を持して地元でオープン

都営浅草線戸越駅からほど近い国道1号線沿いにある「ストン」。「生まれも育ちも戸越」という店主の鹿島冬生さんが地元でオープンしたカレーとコーヒーの店だ。

鹿島さんはこの店を開く以前、起業家を支援するコミュニティスペース「Impact HUB Tokyo」(目黒)など数か所で“間借り”をして約1年に渡ってカレー店を営業して経験を重ね、2017年12月に待望の自分の店を立ち上げた。

“間借り”時代から完成度の高いカレーは評判で、「ストン」は実店舗がオープンする前に早々と雑誌の取材を受けたという逸話を持つ。

カレーメニューは「チキンカレー」(850円)と「チャナマサラ(ひよこ豆)」(850円)の2種が基本。さらに「マトンキーマカレー」(1050円)や「バターチキンカレー」(950円)など、そのほか1~2種が数日おきに入れ替わりでお目見えする。

【写真を見る】「チキンカレー」(850円)。鶏モモ肉はスプーンでほどけるほどの柔らかさ。ルーの上にはパクチー、ほんのりと色付けしたターメリックライスの上にはレーズンがのる

【カレーデータ】<辛さ>中辛 <米銘柄>新潟産「コシヒカリ」 <ライス>200g <スパイス>ターメリック、コリアンダーパウダー、クミンシード、フェンネルシードなど8種

店主が自らの好みを追求した「チキンカレー」名物!

看板メニューは「チキンカレー」。大ぶりの鶏モモ肉が約100gで食べ応え十分。何より驚かされるのがその柔らかさ。ヨーグルトと数種のスパイスでじっくりマリネしていて、スプーンでスーっとほどけるほど。カレーはタマネギの甘味のあとにさわやかな辛さが広がっていく。ターメリックやコリアンダーパウダーなど8種のスパイスを掛け合わせていて、フェンネルシードの清涼感が後味をすっきりと引き締めてくれる。

「チキンカレー」に用いるスパイスは全8種。左からホールチリとフェンネルシード、カシアとクミンシード、チリパウダー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリック

ホールスパイスとショウガ・ニンニクを炒めたあと、タマネギを加えてしんなりするまでさらに炒める。タマネギの甘味が複雑なスパイスと絡み合い、絶妙な旨味を生み出す

そこにヨーグルトと数種のスパイスに漬け込んだ鶏モモ肉を合わせてさらに炒め、適量の水で伸ばせば完成。そこから寝かし、注文を受けてから小鍋で温めて提供している

また、付け合わせの大根、ニンジン、キュウリのミックスアチャールのシャキシャキとした食感とさっぱりとした味わいが格好の箸休めに。

店主の鹿島さんはカレー店での修業経験はなく、すべて独学。「自分が好きな味を作っているだけです」と語るが、自らの好みを追求した「チキンカレー」はスパイス使いが巧みで、一度食べたら誰もがやみつきに。わざわざ遠方から通うファンがいるのも納得の一杯だ。

天井と床はむき出しのコンクリートで、おしゃれな木製の壁やテーブルが映える前衛的な空間だ。もちろんカフェだけの利用もOK

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