特別展「癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―」

マインドフルネスやウェルビーイング、チル、といった心の動きを意識する言葉がキーワードとなっている現代に合わせ、日本美術の鑑賞を通して心が癒やされる展覧会を開催。伊藤若冲や長沢芦雪が描いたゆるくてかわいい姿。素朴でゆるやかな表情が魅力的な若冲の「布袋図」(個人蔵)や「伏見人形図」(山種美術館所蔵)、愛らしい子犬たちがじゃれ合う芦雪 の「菊花子犬図」(個人蔵)など、ユーモアあふれる作品や愛らしい作品などを展示し、見ていると心安らぐ日本美術に癒やされる内容となっている。