旧東京音楽学校奏楽堂
[公式ホームページなど、旧東京音楽学校奏楽堂の詳しい施設情報を見る]
日本の音楽教育の歴史を伝える学校建築
上野公園にある旧東京音楽学校奏楽堂は、明治から昭和にかけての日本の音楽教育を支えた貴重な建物で、1987年に台東区により現在の地へ移築復原され、翌1988年には国の重要文化財に指定、2018年には耐震補強工事を終えてリニューアルした。今も音楽資料の展示や演奏会を開催し、幅広い世代に親しまれている。シンプルながら格調ある洋館の内部には、シャンデリアや草花文様の装飾など当時の雰囲気を残す意匠が並び、文化財でありながら生きた音楽空間として活用され続けているのが特徴だ。
見どころ
玄関に設置された瀧廉太郎像は、東京音楽学校の卒業生で日本の音楽史を代表する作曲家の存在を象徴するスポット。屋根に施された太鼓や笙などの楽器モチーフは、西洋と日本の音楽文化の融合を表しており、建物をぐるりと眺めると外観の隠れた魅力を発見できる。周辺の上野公園では四季折々の自然が楽しめるため、散策とあわせて訪れるのもおすすめだ。
「旧東京音楽学校奏楽堂担当者」に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:2階音楽ホール「奏楽堂」です。 舞台中央にはコンサート用としては日本で一番古いパイプオルガンがあり、日曜コンサートなどで音色を聞くことができます。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:当館は1890年に東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)の校舎として建てられた、日本最古の西洋式音楽ホール「奏楽堂」を備えた学校建築です。瀧廉太郎や山田耕筰といった日本を代表する音楽家をはぐくみ、日本の音楽教育において重要な役割を果たしてきた建物として、1989年には国の重要文化財に指定されています。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:「藝大生による木曜コンサート」です。
毎月開催されている「藝大生による木曜コンサート」は、お手頃な価格で一流の演奏が聴けるコンサートとして人気があります。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:窓ガラスの中には明治時代から使われている古いものも残っています。波打っていたり気泡が入っていたりする窓ガラスを通して、空や上野公園内の緑を眺めると当館の歴史に思いを馳せることができます。
Q:フォトジェニックな場所は?
A:2階音楽ホール「奏楽堂」です。
特に中央のシャンデリアを入れてホール全体を撮影するのがおすすめです。
※掲載情報は2025年9月時点のものです。随時更新をしておりますが内容が変更となっている場合がありますので、事前にご確認のうえ、おでかけください。
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Q&A
- 旧東京音楽学校奏楽堂の営業時間は?
- 建物見学 日曜、火曜、水曜9:30~16:30(入館は16:00まで) ※木曜、金曜、土曜はホールの使用がない場合は見学可です。
- 旧東京音楽学校奏楽堂へのアクセス方法は?
- 【電車】JR上野駅から徒歩10分。東京メトロ上野駅または京成電鉄京成上野駅から徒歩15分です。
- 旧東京音楽学校奏楽堂の最寄り駅は?
- 上野駅(東京都)、京成上野駅(東京都)です。
- 旧東京音楽学校奏楽堂の定休日は?
- 月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日、特別整理期間












