コブの中身は?ツバのニオイが強烈なワケとは?フタコブラクダのさまざまな謎に迫る!【会えなくなるかもしれない生き物図鑑】
東京ウォーカー(全国版)
ラクダの間近でエサを与えられる「エサあげ」をぜひ体験して
――野生では滅多に会えないであろうフタコブラクダだが、富士サファリパークでは「ジャングルバス」に乗車してエサを与える「エサあげ」体験ができる。もちろん、フタコブラクダも「エサあげ」の対象だ。


直接、手でエサを与えるわけではなく、受け皿にエサを入れて倒すと、バスの外にいるラクダが食べられる仕組みになっています。私たち飼育員はサファリゾーンで、車に乗って仕事をしていることが多いので、お客様と直接お話しする機会は少ないのですが、ジャングルバスの「エサあげ」体験はお客様の様子が見えたり、歓声が聞こえたり、ラクダをよく見てくださったりするので、そんな時には飼育していてよかったな、と感じます。

フタコブラクダは体が大きいので、初めて見る方はすごく驚かれます。でも、顔立ちは意外にかわいらしい。特にまつげが長くて目がくりくりしているところが魅力的ですね。


砂漠で砂埃をよけるために、鼻の穴も自在に閉じたり開いたりできます。カタチも結構キュート。こうした体の部位やコブの大きさ、体の大きさなどをじっくり見ていただけると、愛着がわいてくるのではないでしょうか。生命力や力強さがあふれるフタコブラクダを、ぜひ見に来ていただけると嬉しいです。


取材・文=鳴川和代
監修=久保田潤一(NPO birth)
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