川漁師の詩 天野勝則 展

江津市桜江町在住の川漁師・天野勝則(1939-)が描いた水彩画を紹介。水中で生き生きと泳ぐ鮎の姿、月明かりの下佇む野兎、夜明け近い川面の様子など、長年にわたり、江(ごう)の川で川漁師として生きてきた天野ならではの視点で描かれており、見る人誰もが親しみや郷愁を感じることができる。2018年大日本水産協会功績者表彰を受賞し、また国際現代美術家協会展に出品し同会会員に推挙されるなど、数々の受賞を重ね続けている。本展では、還暦の頃から現在に至るまで描いた作品の中から水彩画約100点を一堂に展示する。