新宿末廣亭
昔ながらの笑いに浸る寄席のひととき
東京・新宿三丁目にある「新宿末廣亭」は、昭和21年(1946年)3月に創業した老舗寄席で、落語を中心に漫才や色物芸など多彩な演芸を楽しめる定席寄席。創業以来約80年にわたり、新宿のにぎわいの中にあって変わらぬ笑いを届け続けている。施設は木造建築で、畳敷きの桟敷席と椅子席があり、江戸情緒を感じる落ち着いた雰囲気の中で観覧できる。10日ごとに演者が入れ替わり、若手からベテランまで幅広い芸人が登場する。2011年には新宿区の地域文化財第一号に指定され、現代にも江戸の寄席文化を受け継ぐ貴重な場として親しまれている。毎月、上席・中席・下席に分けて興行が行われ、落語芸術協会と落語協会が交互に担当しているため、訪れるたびに異なる芸や顔ぶれを楽しめるのも魅力。
見どころ
風情ある木造建築とともに、畳の桟敷席で間近に芸を味わえる臨場感が魅力。大通りから一歩入った場所にありながら、まるで昭和にタイムスリップしたかのような静けさと趣が残る。舞台には落語だけでなく、紙切りや曲芸なども登場し、初めて訪れる人でも飽きずに楽しめる構成だ。昼夜通して開催されているため、旅の合間や仕事帰りにも立ち寄りやすく、ふらりと訪れて非日常の世界に浸れるのもポイント。
「新宿末廣亭担当者」に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:一番の見どころは舞台と客席の距離の近さです。芸人の息遣いや間合いまで伝わる臨場感の中で、落語や色物芸を存分に楽しめます。畳敷きの桟敷席も、伝統的な寄席らしい風情を感じられるポイントです。
Q:おすすめの穴場スポットは?
A:建物正面のレトロな看板や木造の外観は、実は多くの人が写真を撮らずに通り過ぎてしまいがちですが、昭和の雰囲気を色濃く残す穴場の撮影スポットです。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:都心の一等地にありながら、約80年の歴史を持つ木造建築で落語を楽しめる場所は非常に珍しいです。寄席ならではの演目構成や、日常を忘れられる濃密な時間が過ごせる点も大きな魅力です。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:人気なのは正月や年末などの特別興行です。普段以上に豪華な顔ぶれがそろい、早めに並ぶ方も多く見られます。また、ベテラン落語家の出演日や、珍しい色物芸がかかる日も注目されています。
Q:どのような来場者(お客様)が多い?
A:落語ファンの中高年層が多いですが、最近では若いカップルや外国人観光客、落語初心者の方も増えています。観光の一環としてふらりと立ち寄る方も多く、幅広い層に親しまれています。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:桟敷席の前列に座ると、演者の表情や小道具の扱いまでじっくり楽しめます。また、同じ演者でも日によって話の細部が変わることもあるため、数日連続で通って聴き比べるのもおすすめです。
※掲載情報は2025年8月時点のものです。随時更新をしておりますが内容が変更となっている場合がありますので、事前にご確認のうえ、おでかけください。
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2025年12月30日(火)
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Q&A
- 新宿末廣亭の営業時間は?
- 昼の部 12:00~16:15、夜の部 16:45~20:30です。※開場は開演20分前
- 新宿末廣亭へのアクセス方法は?
- 【電車】東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅から徒歩5分。JR新宿駅から徒歩10分です。
- 新宿末廣亭の最寄り駅は?
- 新宿三丁目駅(東京都)、新宿駅(東京都)、新宿御苑前駅(東京都)、新宿西口駅(東京都)、新線新宿駅(東京都)です。
- 新宿末廣亭の定休日は?
- 12月30日、31日※開場は開演20分前












