店主は“神奈川淡麗系”の名店「中村屋」出身。正統派の鶏スープは飲むほどに滋味深い!

2018年5月9日 20:00更新

東京ウォーカー 取材・文=河合哲治郎/撮影=岩堀和彦

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2018年2月26日に東京・千歳船橋にオープンした「らーめん MAIKAGURA」。店主は神奈川の名店「中村屋」(海老名)で腕を磨いた。2000年代前半、繊細なラーメンで一世を風靡し、“神奈川淡麗系”なる言葉を生み出した「中村屋」。その遺伝子を受け継ぐ注目の店の実力やいかに!?

千歳船橋駅から環八通りに続く世田谷千歳通り沿いにある「らーめん MAIKAGURA」。店主は世田谷区出身で地元に凱旋し、店をオープンさせた

千歳船橋駅から環八通りに続く世田谷千歳通り沿いにある「らーめん MAIKAGURA」。店主は世田谷区出身で地元に凱旋し、店をオープンさせた

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【写真を見る】前衛的なグレーの壁と白木のカウンターが目を引く店内は、ラーメン店らしからぬオシャレな雰囲気

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鶏100%の淡麗スープと細ストレートが織り成す珠玉の一杯

基本メニューの「醤油らーめん」(760円)に用いているのは、鶏清湯(チンタン)スープ。魚介は不使用で、岩手産の銘柄鶏を「RO水」という超純水で丁寧に炊き上げている。

そんな黄金色に輝くスープに合わせるのは醤油ダレ。静岡産の再仕込み醤油をメインに、3種の醤油をバランスよく配合している。火入れをしていないので醤油本来の旨味や香りがあり、上品な旨味が詰まった鶏スープを引き立てる。

麺は有名製麺所「三河屋製麺」に特注した細ストレート。芳醇なスープに香りが負けないよう、小麦の風味が強いのが特徴。表面がなめらかなで喉ごしがよく、さらに食べ進めるとスープを吸ってもっちりとした食感に変化していく。

麺は細ストレート(手前)が基本だが、+50円で平打ち(奥)にも変更できる。平打ちはよりモッチリとした食感

麺は細ストレート(手前)が基本だが、+50円で平打ち(奥)にも変更できる。平打ちはよりモッチリとした食感

具は豚モモのチャーシュー、極太メンマ、三つ葉など。低温調理で仕上げたチャーシューはしっとりと柔らか。生姜がほんのり香り、くさみがない。また、「特製醤油らーめん」(980円)にすると、さらに豚肩ロースを使用したローストポークと味玉が追加される。ローストポークも低温調理。生ハムのような食感で噛むほどに肉の旨味が広がる。

「特製醤油らーめん」(980円)。写真の麺は通常の細ストレートで、+50円で平打ち麺に変更もできる

「特製醤油らーめん」(980円)。写真の麺は通常の細ストレートで、+50円で平打ち麺に変更もできる

【ラーメンデータ】<麺>細/角/ストレート <スープ>タレ:醤油 仕上油:鶏油 種類:鶏ガラ

芳醇な香りがたまらない「白トリュフオイル香る鶏白湯麺」もおすすめ

そのほかにも「~柚子香る~醤油らーめん」(900円)や「柚子鶏辛麺」(930円)、「鶏白湯(パイタン)麺」(880円)など多彩なメニューがそろう。なかでもちょっと贅沢な「白トリュフオイル香る鶏白湯麺」(1080円)も注目。

「白トリュフオイル香る鶏白湯麺」(1080円)。途中からポーチドエッグを崩すと、スープがよりマイルドに

「白トリュフオイル香る鶏白湯麺」(1080円)。途中からポーチドエッグを崩すと、スープがよりマイルドに

こちらも岩手産の銘柄鶏と「RO水」のみを用いているが、強火でガンガンに炊き上げて乳化スープに仕上げている。濃厚でクリーミーなスープだが粘度はそれほどなく、あと味はスッキリ。イタリア産の高級白トリュフオイルの上品な香りが漂う逸品だ。

名店「中村屋」の遺伝子をしっかりと受け継ぎつつも、修業先とは異なるオリジナルメニューが楽しめる「らーめん MAIKAGURA」。その洗練された一杯をぜひ味わってほしい。

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