プーシキン美術館展――旅するフランス風景画

フランス画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館から、17世紀から20世紀に描かれた風景画65点を集めた展覧会。本展では、神話の物語や古代への憧憬、身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れを紹介する。なかでも、初来日となるクロード・モネの「草上の昼食」は必見。その他、クロード・ロラン、コロー、ルノワール、などの作品が揃う。会場は、「第1部 風景画の展開ークロード・ロランからバルビゾン派まで」の「第1章 近代風景画の源流」「第2章 自然への賛美」、「第2部 印象派以後の風景画」の「第3章 大都市パリの風景画」「第4章 パリ近郊ー身近な自然へのまなざし」「第5章 南へー新たな光と風景」「第6章 海を渡って/想像の世界」の6つの章で構成される。