連載50周年記念 「手塚治虫 ブラック・ジャック展」

手塚治虫が描いた医療漫画、「ブラック・ジャック」の登場から50年を迎える今年、作品の魅力を存分に解き明かす展覧会を開催。顔に傷のある天才外科医ブラック・ジャックとブラック・ジャックの手によって人工の体を得たピノコたち強力なキャラクターが繰り広げる物語は、人間や生き物の命とそれを救う医療、人としての生きざまや、そもそも医者は何のためにあるのだ、という根本的な問いまでにいたる多数のテーマから紡ぎ出されている。本展では500点以上の原稿に加え、連載当時の「週刊少年チャンピオン(秋田書店)」や1970年代に発行された単行本、200以上のエピソードの直筆原稿が展示される。