2025年の桜、満開ラッシュ!今週末(4月5日・6日)に7分咲き~満開を迎えそうな全国のお花見名所ガイド
東京ウォーカー(全国版)
【関西】今週末(4月5日・6日)7分咲き~満開の桜を楽しめそうな名所
【京都府】円山公園の桜 / 「祇園の夜桜」で知られる京都随一の桜の名所
開花状況:満開(※2025年4月2日時点現在)

回遊式日本庭園を中心に、料亭や茶店が散在する、京都市内最古の公園。桜の名所として名高く、特に「祇園枝垂桜(ぎおんしだれざくら)」で知られている。推定樹齢90年以上のこのしだれ桜は、公園のシンボルとして圧倒的な存在感を放ち、春になると優雅に垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンクの花を咲かせる。夜間にはライトアップされ、幻想的な夜桜の美しさも格別だ。
広々とした園内にはソメイヨシノなど多くの桜が咲き誇り、京都らしい情緒あふれる風景が広がる。京都随一の桜の名所で、開花時期には約650本の桜が満開に咲き誇る。しだれ桜は例年4月上旬までだが、八重桜は中旬過ぎまで楽しめる。
【京都府】上賀茂神社の桜 / 多彩な桜を長期に楽しめる
開花状況:満開(※2025年4月2日時点現在)

京都市北区にある上賀茂神社は下鴨神社と共に古代の賀茂氏の氏神を祀る神社である。京都で最も古い神社で京都三大祭の一つ「葵祭」でも有名。境内には「斎王桜」をはじめ樹齢150年を超える「御所桜」や「風流桜」、「みあれ桜」などの銘木が点在している。それぞれの開花も、満開の時期も違うため寒緋桜の開花から始まり、3月下旬から4月中旬ごろまでさまざまな桜を長期にわたって楽しむことができる。
【京都府】宇治橋上流の桜 / 川の両岸に約2000本の桜が咲き誇る
開花状況:7分咲き(※2025年4月2日時点現在)

日本最古の橋、京都府宇治市の宇治橋上流の宇治川沿いには、両岸に約2000本の桜が植えられている。例年3月下旬から4月上旬に満開となり美しい桜景色となる。塔の島と橘島をつなぐ朱塗りの橋も見どころで、朱色と桜のコントラストが映える。また、周辺には観光スポットが多く点在する。
2025年4月5日(土)・6日(日)には、宇治川さくらまつりを開催。宇治川春の市(宇治の特産品などの販売)などが行われる予定(※状況によっては中止となる場合あり。詳細は公式サイトを確認)。
【大阪府】大阪城公園の桜 / 桜の名所として知られる西の丸庭園は必見
開花状況:7分咲き(※2025年4月2日時点現在)

大阪城を中心に広がる緑豊かな公園で駅からも近い都会のオアシス。重要文化財に囲まれた西の丸庭園は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として知られている。桜を眺めながら大阪城を知るには、谷町四丁目駅から大阪城公園への約3キロのゴールデンルート(大手門~ミライザ大阪城~大阪城天守閣~青屋門~ジョー・テラス・オオサカ)がおすすめだ。また、2025年3月22日から4月13日(日)は「西の丸庭園 観桜ナイター」を開催し、18時ごろからライトアップが行われる。
※詳細は公式サイト等でご確認ください
【大阪府】狭山池公園の桜 / 大阪府内一番に花見ができる公園
開花状況:満開(※2025年4月2日時点現在)

「日本の歴史公園100選」にも選定されている狭山池公園は、池の周遊路に早咲きのコシノヒガンが多く、3月下旬から開花が見られる。大阪府内で一番に花見ができる。また、4月中旬に咲く八重桜類もあり、長期間にわたって花見が楽しめる。2025年3月28日~4月6日(日)に「桜まつり~春~」が開催。日没~22時まで、狭山池北堤のコシノヒガンのライトアップが行われる。
【大阪府】山中渓の桜 / 山中川の河川敷を彩る約1000本の桜並木
開花状況:7分咲き(※2025年4月2日時点現在)

豊かな自然を復活させるべく、昭和40年代から山中川の河川敷に桜の植栽が行われ、現在では約1000本の桜並木に。川の両岸約1キロにソメイヨシノが咲きそろい、川沿いにはボンボリが灯りとても華やかな雰囲気に包まれる。夜にはライトアップもされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が広がる。
【兵庫県】神戸市立王子動物園の桜 / 神戸市内でも有数の桜の名所
開花状況:7分咲き(※2025年4月2日時点現在)

兵庫県神戸市灘区の王子公園内にある動物園は、動物たちと触れ合える人気のスポットだが、春には園内を彩る桜が美しい桜の名所としても知られている。例年3月下旬ごろに約480本の桜が咲き、美しい桜のトンネルができあがる。キリン、ゾウといった世界の動物たちを桜と一緒に見ることができる。
例年、見頃時期に合わせ3日間、園内の桜をライトアップした「夜桜通り抜け」(動物の観覧不可)のイベントが入園無料で開催される。2025年は4月3日(木)・4日(金)・5日(土)の予定。(※詳細は公式サイト等で要確認)
【奈良県】高田千本桜 / 川の両岸2.5キロにも及ぶ桜並木を楽しむ
開花状況:満開(※2025年4月2日時点現在)

高田川畔の千本桜は、市制施行の昭和23年に植樹されたもの。樹齢70年を超え年輪を重ねた見事な桜並木を見ることができる。夜になるとライトアップされた夜桜を見物する人も多く、奈良県を代表する桜の名所となっている。例年、3月下旬から4月上旬ごろにかけて、桜が開花し見頃を迎える。
2025年4月6日(日)13時30分~の「民謡と踊りと野点の祭典」では文化協会による民謡、舞踊、フラダンスの披露などのイベントを開催。
【和歌山県】和歌山城の桜 / 桜に染まる白亜の天守閣がそびえ立つ
開花状況:満開(※2025年4月2日時点現在)

和歌山城内にはソメイヨシノを中心に約450本の桜が咲き乱れ、岡口門から二の丸庭園まで風情ある桜並木が続く。一の橋付近のしだれ桜も美しく、他にも、和歌山城公園敷地内の各所で桜を楽しむことができる。平成30年度に整備した本丸跡ビュースポットから見る天守閣は、桜ごしに間近に見えるのでおすすめ。
2025年3月下旬~4月上旬には、和歌山城公園桜まつりを開催。また、期間中の日没以降はライトアップが実施され、夜店で賑わいを見せる。
【和歌山県】根來寺の桜 / 戦国時代に大きな勢力を誇った大寺院
開花状況:7分咲き(※2025年4月2日時点現在)

戦国時代に根来衆といわれる僧兵を率い、大きな勢力を誇った大寺院。豊臣秀吉に敗れて大塔・大師堂などの2、3の堂塔を残して全山消失したが、江戸時代に復興。現在は約1.2平方キロメートルの境内に咲き誇る桜を満喫できるが、広大な境内には7000本の桜があるといわれている。例年、3月下旬~4月上旬には、大門周辺の桜のライトアップを実施。
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